シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2016年4月17日

花井 綾美さんの写真

瀬戸内海に面して多くの島を有する広島県は、
柑橘の栽培が盛んな柑橘王国。
春から夏へ、さまざまな種類のみかんが出回って舌を楽しませてくれます。
品種改良により驚くほど甘い「清見オレンジ」や「せとか」なども出てきて、
柑橘の世界は百花繚乱。
でも、わたしが好きなのは昔ながらの八朔(はっさく)です。
酸味と苦みが料理やスイーツに活かされます。
はっさく大福もそのひとつ。甘いあんことのバランスが絶妙です。

作ってみましょう!「はっさく大福」

材料(10個分)
もち粉(または白玉粉)  100g
上白糖   50g
オレンジジュース(または水) 100g
白あん  150g
はっさく  10房
片栗粉  適量

作り方
①はっさくは袋から実を取り出す
②白あんを10等分し、はっさくを中に入れて丸める。
③耐熱ボウルにもち粉と上白糖を入れ、よく混ぜ合わせ、
 さらにオレンジジュースを加えて混ぜ合わせる。
※オレンジジュースを使うと皮(求肥)が黄色くなってきれいです。
④③を電子レンジに入れて1分30秒~2分加熱する。
⑤④をいったん取り出し、火の通りにムラのある部分を混ぜ合わせ、
 再びレンジに入れて30秒~1分加熱。
※機種によって加熱時間は異なります。混ぜてもち状になればOK。
⑥片栗粉を広げたバットに⑤をのせ、手でちぎって10等分する。
⑦⑥に②をのせて丸める。
◎はっさくの代わりにいちごを入れるといちご大福になります。


 

2016年4月14日

山本1

安芸高田市で大規模ハウス水耕栽培を手がけるトペコを見学にお邪魔しました。
県内に広く出荷されるネギ、種から発芽したばかりの赤ちゃん。
育苗の風景です。

山本2

育苗されたネギは清潔な環境のなか、液肥で育ちます。

山本4

近隣の主婦の方がパートで働いておられます。
大規模経営の農業は農作物の安定供給とともに、
地域の雇用を促進するというメリットも生み出します。

山本5

主力のネギとともに注目を集めているのがレタスの水耕栽培。
難しいとされた技術をクリア、通常の土耕栽培ものよりも立派な株。
シーズン10万個のレタスが出荷されます。
葉の傷みの少ないので、外葉までおいしく食べることができます。
ただ、出荷の際には従来のレタスのサイズに合わせなくてはならず、
食べられる外葉を除いて廃棄しなくてはならないのが現状。
外食産業や惣菜メーカー、給食づくりに活かせないものかと思います。

山本7

レタスの根、こんなに長いんです。
切ると根元から苦い成分(汁)を出します。
みずからをキズつけられたことへの抵抗ですね。
野菜は生きている。
生産現場では、それをより強く実感できます。

山本9

見学させて頂いたお礼に、
さて、スタッフさんたちの昼ごはんを作りました。
レタスとネギは現場調達、究極の地産地消です。

山本10

いつでも、どこでも、だれとでも、
いっしょにごはんを食べると、一気に心の距離が縮まります。
わたしの「幸せごはん」の原点です。

山本11

生産者さんを思いを食べる人に伝え、
地元広島の野菜をもっとおいしく、だいじに、沢山食べていただく。
その活動をより確かなものにしていくために、
これからも、あちらこちらの畑を訪問させて頂きたいと思います。

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