瀬戸内海に面して多くの島を有する広島県は、
柑橘の栽培が盛んな柑橘王国。
春から夏へ、さまざまな種類のみかんが出回って舌を楽しませてくれます。
品種改良により驚くほど甘い「清見オレンジ」や「せとか」なども出てきて、
柑橘の世界は百花繚乱。
でも、わたしが好きなのは昔ながらの八朔(はっさく)です。
酸味と苦みが料理やスイーツに活かされます。
はっさく大福もそのひとつ。甘いあんことのバランスが絶妙です。
作ってみましょう!「はっさく大福」
材料(10個分)
もち粉(または白玉粉) 100g
上白糖 50g
オレンジジュース(または水) 100g
白あん 150g
はっさく 10房
片栗粉 適量
作り方
①はっさくは袋から実を取り出す
②白あんを10等分し、はっさくを中に入れて丸める。
③耐熱ボウルにもち粉と上白糖を入れ、よく混ぜ合わせ、
さらにオレンジジュースを加えて混ぜ合わせる。
※オレンジジュースを使うと皮(求肥)が黄色くなってきれいです。
④③を電子レンジに入れて1分30秒~2分加熱する。
⑤④をいったん取り出し、火の通りにムラのある部分を混ぜ合わせ、
再びレンジに入れて30秒~1分加熱。
※機種によって加熱時間は異なります。混ぜてもち状になればOK。
⑥片栗粉を広げたバットに⑤をのせ、手でちぎって10等分する。
⑦⑥に②をのせて丸める。
◎はっさくの代わりにいちごを入れるといちご大福になります。