シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2015年1月4日

小豆がゆ

1月7日は、七草がゆの日。
雪霜に耐えて芽生える野の草の生命力を体に取り込み、
1年の無病息災を祈るとともに、
年末年始のごちそうで疲れた胃を労ります。
お粥に入れる春の七草は、
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
ビタミン不足になりがちな冬、
栄養補給をという意味合いもあるようです。

一方、小正月〈一月十五日〉には小豆粥を食べて悪鬼を避け、疫病を払うという風習も。
中国の風習に習ったものですが、望の日〈十五日〉の粥なので、望粥(もちがゆ)ともいいます。
粥を炊くときにかきまわす粥杖(かゆずえ)を祝い棒といい、
祝い棒は豊穣の力を持つとされ、これで嫁を叩くと子どもが生まれるとか、
果樹がよく実るとされました。
さらには、小豆の赤には神秘な力があり、疫病よけのまじないとなっていました。
今日でも祝い事があると赤飯を炊きますが、これも同じ意味あいといえます。

作ってみましょ!小豆がゆ

材料(2人分)
米           1/2合
小豆          25g
水+小豆のゆで汁 700cc
酒           大さじ1
塩           適量  

作り方
①米は洗ってザルにあげておく。
②鍋に水300ccと洗った小豆を入れ、火にかけて沸騰させる。
③②の湯を捨て、再度水300ccを入れて火にかける。
 沸騰したら弱火で小豆がやわらかくなるまで煮る。
④小豆と煮汁を分けておく。
⑤鍋に米を入れ、水と小豆の煮汁合わせて700cc、酒を加えて
 強火にかける。
⑥沸騰したら一度ざっくり混ぜ合わせ、弱火で約30分炊く。
 途中2度くらい底からかき混ぜる。

 

2015年1月3日

先月広島の伝統的な栽培法「中入れ」についてFBとHPに書いたところ、新聞記者の目に止まり、本日記事になりました。「それはちょっと違うんじゃない?」と思ったら、それを率直に声に出して言ってみる。100年先も畑が実り豊かでありつづけるために、私たちの命をはぐくむ食が健全でありつづけるために、みなが農業を支えていく意識が必要だと思うんです。大根1本、白菜1株がどのようにして台所に届くのか、農家さんたちの知恵と労力を知れば、自然に「いただきます」という言葉も出てきます。安く早くの経済優先主義が農畜、水産を荒らしていけば、やがて食べるものがなくなる日が来る。食が生まれる場所のことから考えてみる。食育って、そこから。今年も、やることいっぱい。喋ることいっぱい。

先月、広島の伝統的な栽培法「中入れ」について
facebookとホームページに書いたところ、
新聞記者の目に止まり、本日記事になりました。
「それはちょっと違うんじゃない?」と思ったら、
それを率直に声に出して言ってみる。
100年先も畑が実り豊かでありつづけるために、
私たちの命をはぐくむ食が健全でありつづけるために、
みなが農業を支えていく意識が必要です。
大根1本、白菜1株がどのようにして台所に届くのか、
農家さんたちの知恵と労力を知れば、
自然に「いただきます」という言葉も出てきます。
安く早くの経済優先主義が農畜、水産を荒らしていけば、
やがて食べるものがなくなる日が来る。
食が生まれる場所のことから考えてみる。
食育って、そこから。
今年も、やることいっぱい。喋ることいっぱいです。

Page 9 of 10« First...678910
 
1月 2015
« 12月   2月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

*最新記事*



*カテゴリー*

晴れときどきのコト

ホームきょうの幸せごはん晴れときどきのコトお話しましょ食と農
花井綾美活動ファイルお問い合わせ
Copyright C Ayami Hanai All Rights Reserved.