シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2016年2月24日

野菜マフィン

進化とは、想像を超えた時間がかかるもの。
そうなると、ほんの数千年で
サバンナからアスファルトでの生活へと移行した人間が、
現代の生活のペースについていけないのは当然で・・・。
私たちの体は何十万年もかけて進化し、その間の99パーセントは
狩りや採集をする小さな集団で生活をしていた。
私たちはそのような生活に完全に適応しているのだ。

これは、いま読んでいる本、
『私たちは今でも進化しているのか(マーリン・グッズ著)』の一節です。
では、スピードについて行けぬ焦りやストレスなど、
進化の圧力から解放されるためにはどうすれば?
女は果実を集めたり火を起こして煮炊きしたり、
衣類を繕ったりして忙しく手や体を動かし、
男は命をかけてマンモスを狩りに出かけ、
獲物をかついで帰ったらビール片手にカウチに倒れ込む。
それが納得の生活であると筆者は書いています。

であれば、毎週末のように山へでかけ、
携帯ガスコンロでかんたんな調理をし、空を見上げながら飲み食いし、
おなかが充たされたら木々のざわめきを遠くに聴きながら昼寝し、
また一週間の元気を蓄積する私自身の行動にも納得がいくというものです。
もっと上へ昇りたいという野心や闘争心はとうに失せ、
多くを望まぬ暮らしにちょっと呑気すぎるかと後ろめたさを感じていましたが、
この本を読みながら、それでいいのだ!と確信した次第です。
生き方はひとそれぞれですが、
傍から見て楽しそうだなとか、幸せそうだなとか、
心地良く感じてもらえる生きものでありたいと思うのです。
いまは。

 

2016年2月23日

ひなまつりカップ寿司

春三月は、すぐそこまでやって来ています。
菜の花、桃の花、おひなまつり。
重い冬のコートも脱いで、spring has Come!
気分もはなやぐ日のごちそうは、なにを?
とても簡単に作れて、しかも華やかな一品を考えてもみました。

作ってみましょ! 「華やぐ日のカップ寿司」

 

材料(4人分)

米  2合
酒  大さじ1
昆布 5㎝角
菜の花 4本
鮭フレーク  大さじ4
でんぶ    大さじ4
イクラ    大さじ山盛り4
卵    2個
絹さや    4枚
きゅうり   1/2本
白ごま    適量
●寿司酢
酢   大さじ3
砂糖  大さじ2
塩   小さじ1

 作り方
①炊飯器に研いだ米、酒、昆布を入れて炊く。
②絹さやは色よく茹でて千切り、卵は錦糸玉子に、きゅうりは薄切りにして塩もみしておく。
③寿司酢を作る。
④ボウルに炊きあがったごはんを入れ、②を加えてサクッと切るように混ぜ合わせる。
※しばらくおいて酢をごはんになじませる。 

⑤④を2等分にし、半分に鮭フレーク(A )、もう半分にでんぶ(B)を混ぜ合わせる。
※米粒がつぶれてしまうので混ぜすぎない(フレークとでんぶのかたまりが残ってもよいので)。
⑥コップにAの1/4を入れ、さらにBの1/4を入れて寿司飯の層を作る。
⑦⑥の上にイクラ、錦糸玉子、きゅうりの塩もみ、絹さやをトッピング。
⑧さっと茹でた菜の花を飾る。

 

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