シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2010年8月3日

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観光関係の人たちの仕事の用に便乗して、石見銀山へ。

「仕事だからね、3歩下がってね」とクギをさされながら、行きの車中ではおしゃべり、大笑い。

 

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世界遺産に指定されて後、はじめて訪れる銀山は道もパーキングもすばらしく整備され、

「世界遺産センター」なるものも出来ておりました。

 

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まずはセンターに立ち寄り、銀山の歴史について学び、それから間歩を見学というはこび。

銀山の生い立ちからその役割までがとても分かりやすく展示、説明されています。

かつて、スペインのどこやらと日本の大森銀山が世界の2大銀山として栄華を誇ったこと、知ってました?

 

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センターを出て、昼食。

歴史ある武家屋敷を改築したレストラン「咄々庵」へ。

緑濃い山の景色、そばを流れる川の水音が楽しめる絶好のロケーションにあり、

店の造りや調度も素晴らしい。

東京の超高級料理店の女性オーナーの出店とあって、とても贅沢。洗練されています。

 

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本日のオーダーは、せいろ蒸し御前。

地元の野菜を使った煮物、アジの南蛮漬、おみそ汁、どれも申し分ない味でした。

次に来たときには、カウンターで揚げてもらう天ぷらを所望してみたいと思います。

 

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ひぐらしが鳴く山の緑を仰ぎ見ながら、ふたたび車に乗り込み、町のなかを一周。

遊びにではないので、ゆっくりはできません。

 

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間歩の入り口、銀細工の店などひと通り観光コースを回って、

先ほどの「咄々庵」と同じ経営のカフェ「山桜」で、ティー・ブレイク。

 

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入り口は氷のノレンで庶民的ながら、内はシック。

料理は釜焼きピザとパスタでイタリアン。

かき氷やソフトクリームもあります。

仕事で来た人たちがビジネスの話をしている間、イチゴのかき氷を食べながら、そばでルンルン。

 

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銀山の名物菓子を売る店「げたのは」。

寄ってみますか?とドライバーの方に訊ねられ、思わず「ハイ!」

和風クッキーとでも申しましょうか、小麦粉と黒糖で作られた素朴な菓子。

2枚を合わせてたたくと下駄が鳴るような音がするから「げたのは」。

お土産に買って、帰路に。

仕事だから、と言われながらも道の途中で野菜市にも何か所か寄ってもらい、

十分楽しませていただきました。ありがとうございました。

 20名程度集まると、「咄々庵」がマイクロバスで石見銀山まで送迎をしてくださるそうです。

街並みや山道を、1日のんびり歩くと楽しそうです。

秋になったらツアーを計画したいと思います。

2010年7月5日

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一昨年うちで作品展を開いたガラス作家のジャンさんが、

今年は倉敷の美観地区で開いているというので、倉敷まで会いに行きました。

昨日までの梅雨空とはうって変わって快晴。お堀の川面に映る緑がきれいです。

 

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会場は美観地区の端っこにあるはしまやさん。古い呉服商の米蔵を改造したカフェ・ギャラリーです。

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 フランス人で、今はモロッコにアトリエを持つジャンさんは日本語堪能な親日家。

納豆大好き、もらっきょうも梅干しもOKです。おまけに野菜が大好きですから、とても話が合います。

「ラクダ、ノリニ、クルノ、マッテルヨ」と、深いグレーの目が笑います。

モロッコを訊ね、サハラ砂漠をラクダで行こうという約束を、果たせずにいるのです。

「きっと行くから!」会場に居合わせたのは神戸のK大学の先生。

ジャンとはフランスで一緒に机を並べて勉強をした仲だとか。とても楽しい方でした。

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 さて、ジャンと別れて大原美術館へ。カリエールの「想い」を見たくて、本館へ。

中庭のモネの睡蓮も可憐に花をつけていました。

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倉敷を歩くなら、美観地区のお堀端よりも、一本裏の道。

のんびりと静かで、面白い店も沢山あります。

そして、お気に入りの通りに1軒のオモチャ屋さんがあります。

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いつもは通り過ごすのに、なぜかきょうはふと足が止まって小さなショー・ウインドウに、目がくぎづけ!

ちいさな木彫りの羊飼いと羊。お店に飛び込んで「あれ、売り物ですか?」若い店主が、にっこり笑って頷きました。

きっと、わたしのところに来る運命だったのでしょう。

軽井沢に住む木玩具作家のタケダセツコさんの作品で、山の埋もれ木を手彫りしたものです。

作品のもつ静謐な空気は、幾百年を生きた山を深く記憶しているかのようです。

見ても、触っても、うっとりとします。

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店主は無類のオモチャ好きのようです。

木のパズルやオルゴール、駒などいろんなものを取り出してきて、実演?してくれます。

店の名は「伊勢屋」086-426-1383 倉敷を訪れる機会があればぜひ立ち寄ってみてください。

笑顔になること請け合いです。

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オマケは「伊勢屋」に行く途中にある「平翠軒」。日本全国のうまいものを集めたおいしいものブティック。

店内はおいしいもの探しを楽しむ人でいっぱい!

この不況でもデパ地下だけは元気なように、ここ美観地区でも。

ハートは胃袋に通ず、ですね。

 
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