チョコレートって、どうやって作るんだろう。
好奇心から、ワークショップに参加してきました。
コロンビア産カカオ豆、これからチョコ作りスタート。
カカオ豆は産地で発酵、雑菌が付着しているためよく洗っておきます。
きれいに洗った豆を焙煎します。
どんな機械を使うのかと思ったら、
百円ショップのザルを上下重ねたものに豆を入れ、
ダクトを切った筒をおいたコンロの火にかざして煎ります。
振って、振って、炒り続けること1時間、
パチパチと音がし始めたら豆に火か通ってきた合図。
焙煎完了、生の豆と比べたら色が違うでしょ?
熱々を少し冷まし、指でぱちっとつぶして、皮をむきます。
皮をむいた豆を、ミルでひきます。
ひいて粉になったカカオに、カカオバター
さらにハニーココナッツをたっぷり加えて混ぜ合わせます。
ハニーココナッツは、ココナッツの花の蜜を乾燥させてパウダー状にしたもの。
スリランカを旅したとき、水牛のヨーグルトに
マヌカハニー(ココナッツの花の蜜)をかけて食べて
とても美味しかったのを思い出しました。
マヌカハニーは、蜂蜜のように液状。ビン詰めで売られています。
ビター味にするか、スイート味にするか、ハニーココナッツの量で調整。
ビター味でも、けっこう量を入れます。
ミルクチョコにしたかったら、粉ミルクをここで加えます。
トロトロの液状になったカカオを、湯煎します。
この状態では、まだカカオの細かな粒が残ってザラザラしています。
ボウルの肌にすりつけるようにしながら混ぜて、なめらかにするのです。
アクが表面に浮いてくるので、これは捨てます。
温度は35度から40度を保って、
チョコを作る工程でここが一番難しいところでしょうか。
温度が下がりすぎると、ドロドロに固まってしまいます。
こうなると、湯の温度を上げてやり直し。
さて、ようやくトロ~リいい塩梅のカカオ液ができたら、
いよいよ型に流します。
手早くやらないと、ここでも固まってしまいます。
ナッツやドライフルーツをトッピング。
冷蔵庫で冷やし固め、型から出してできあがり!
添加物一切なしの天然チョコです。
チョコ作りは、意外とシンプル。
材料の調達は通販に頼るしかなさそうですが。