シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2015年5月3日
チョコを作る。

チョコ作り1

チョコレートって、どうやって作るんだろう。
好奇心から、ワークショップに参加してきました。

コロンビア産カカオ豆、これからチョコ作りスタート。
カカオ豆は産地で発酵、雑菌が付着しているためよく洗っておきます。

チョコ作り2

きれいに洗った豆を焙煎します。
どんな機械を使うのかと思ったら、
百円ショップのザルを上下重ねたものに豆を入れ、
ダクトを切った筒をおいたコンロの火にかざして煎ります。
振って、振って、炒り続けること1時間、
パチパチと音がし始めたら豆に火か通ってきた合図。

KIMG0555

焙煎完了、生の豆と比べたら色が違うでしょ?
熱々を少し冷まし、指でぱちっとつぶして、皮をむきます。

KIMG0559

皮をむいた豆を、ミルでひきます。

KIMG0563

ひいて粉になったカカオに、カカオバター
さらにハニーココナッツをたっぷり加えて混ぜ合わせます。
ハニーココナッツは、ココナッツの花の蜜を乾燥させてパウダー状にしたもの。
スリランカを旅したとき、水牛のヨーグルトに
マヌカハニー(ココナッツの花の蜜)をかけて食べて
とても美味しかったのを思い出しました。
マヌカハニーは、蜂蜜のように液状。ビン詰めで売られています。
ビター味にするか、スイート味にするか、ハニーココナッツの量で調整。
ビター味でも、けっこう量を入れます。
ミルクチョコにしたかったら、粉ミルクをここで加えます。

KIMG0568

トロトロの液状になったカカオを、湯煎します。
この状態では、まだカカオの細かな粒が残ってザラザラしています。
ボウルの肌にすりつけるようにしながら混ぜて、なめらかにするのです。
アクが表面に浮いてくるので、これは捨てます。
温度は35度から40度を保って、
チョコを作る工程でここが一番難しいところでしょうか。
温度が下がりすぎると、ドロドロに固まってしまいます。
こうなると、湯の温度を上げてやり直し。

KIMG0571

さて、ようやくトロ~リいい塩梅のカカオ液ができたら、
いよいよ型に流します。
手早くやらないと、ここでも固まってしまいます。

チョコ作り5

ナッツやドライフルーツをトッピング。

チョコ作り6

冷蔵庫で冷やし固め、型から出してできあがり!
添加物一切なしの天然チョコです。
チョコ作りは、意外とシンプル。
材料の調達は通販に頼るしかなさそうですが。


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