島根県邑南町に百年続く「垣崎醤油」さんを視察。棲みついた糀菌たちが天井裏で息をひそめる醤油蔵。蔵によって棲む菌が異なるというのも神秘です。
仕込み中の醤油を混ぜると微かに声が聴こえる、ピチ、ピチ、ピチ……、菌が生きてる不思議の世界。
醤油を搾る工程もみることができました。樽の中で出来た醤油を厚い布に包んで、圧縮。火入れしていない生醤油、舐めてみたらたまらない味わい。
しぼりカスは、牛の飼料や畑の肥料に。決して無駄にしません。
モリンガ、インド北西のヒマラヤ山麓原産。インダス文明の時代に世界最古の伝承医学アーユルヴェーダで「300の病を防ぐ」と言われた食用植物。ビタミン、ミネラル、アミノ酸などをバランス良く含みます。味にクセがなく炒め物やスープに。葉柄は硬いので葉だけを使います。
そんなお宝がワサワサ繁る『つぼくさ農園』。亜熱帯植物なので成長は早く、春に植えた小さな苗が森になってます。勢いの良い枝葉に農園長の栽培技術の高さが伺えます(ただし露地では越冬できず地上は枯れてしまいます)。
それで、わたしも1株求めて、室内でむしっては食べる観葉植物に。美しい花をつけ若い果実も食べられるといいます。来年が楽しみ~♪とりあえず、農園で頂いた葉で炒め物を作りました。