シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2010年7月30日

 

 庭で育つルバーブ、今年はちょっと出来が悪くて、収穫はわずか。

ジャムにするとおいしいのですが、そんなわけで今年は小さな鍋にほんの少し。

生長を楽しみに待ち、収穫の時を迎え、ジャムにする。

1年の成果ですから、とても大事。プライスレス。

それだけに、ジャムを煮ながら「誰にあげようか」と思い浮かべるのは、

なにかしら思いを伝えたいひとの顔。

自分が食べるより、友人知人を喜ばせたいサプライズ・ジャム。

昨年は、それでちょっと苦い思いもしましたが、 don’t mind。 

今年は、きっとハッピーです。

 

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今年のジャムは英国の旅でお世話になった添乗員のSさんへ。

お父さんが猟師(害獣の駆除専門ですが)で、

仕留めたイノシシを焼き肉して食べるとおいしい、とか

山で採ったタケノコをその場で丸ごと焼いて食べる、とか

とにかく野趣に満ちた食の話で意気投合。

ルバーブの話にもなって「出来たらきっと送るから」と約束。

小さな瓶でごめんなさい。 ルバーブについて詳しくは「幸せごはん」で。

2010年7月21日

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広島名物といえば「もみじ饅頭」、メーカーは数多あれど創業百年のこちらが元祖。JR宮島口の裏にある高津堂さんです。
農商工連携の一環である中国地方3県の産物の情報交換会で見つけました。

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「小麦粉が入手しにくかった時代、餅粉で生地を作ったんですよ」と、誠実そうな番頭格の社員さんが説明をしてくださいます。

今も当時のままの製法で作られる饅頭は、もちもちの食感。

粒あんと、栗入りのこしあんの2種類。レトロなデザインのパッケージに描かれたシカも可愛くて、たちまちファンになりました。

ビジネスの商談の会ですから、まわりはダークスーツにネクタイ姿のおじさまばかり。

そんな中、試食品を食べて「わー、おいしい!ね、ね」と騒いでいたら、

粒あん入りを1個、手の平にのせてくださいました。

これあげるから、もう帰りなさいと言われた小学生の心境。

でも、まじめな質問もしたんですよ。

米の消費拡大を図って米粉の活用が探られる今、「米粉ではできませんか?」

もちろんできるけれど、日持ちが良くないので商品化は難しいとのこと。

 

 

 
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