シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2010年8月24日

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鳥取の米子市にある「焙煎工房MATUO」さんと一緒に、広島市近郊、小さなケーキ屋グラツィエーナへ。

この日は、松尾さんが18年の歳月をかけて作り上げた玄米パウダーを使って作ったケーキを試食。

チーズケーキ、プリン、シフォンケーキの3種類を、パク、うん? 

パク、パクリ、うん? うん?玄米焙煎の香ばしい風味が、ケーキの甘みをやわらげておいしい!

グラツィエーナの若きオーナーの腕前もたしか。

小さなお子さんのママであり、プロのパティシエ。

見識も高く、話がはずみます。ほんとうに仕事ができる人は頭も心もやわらかい。

そのうち一緒に「食」の仕事ができるのではないかと、楽しみです。

肝心のお店の立地が良くないのが残念。とてもわかりにくい場所にあります。

それでもおいしいスイーツを食べたいと思う人、ぜひ訪ねてみてください。

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玄米パウダー[お手軽玄まい]は、お米と一緒に炊くのはもちろん、料理やお菓子作りにも使ってほしい商品です。

 「焙煎工房」のHPでは、深煎りのパウダーを湯に溶かして飲む [ぶらうんかふぇ]についてのみ説明されていますが。

それにしても良いものを作ろうと思えば、歳月がかかるのですね。

情熱大陸を踏みしめてゆく、焙煎職人と菓子職人 2人の背中に追い風を。

 

2010年8月19日

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Oさんの、お土産。丸ごと夏みかんに寒天ゼリーが詰まっています。

「老松」という京都の老舗のたいそう高価な和菓子のようです。銘は「夏柑糖」。 

いかにも夏の風情。切り分けていただきます。

 

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日本原産種の夏みかんが使われているそうです。

グレープフルーツの輸入自由化によって、影の薄くなった夏みかんですが、

老松では、この菓子を作り続けるために種の保存に奔走し、

夏蜜柑で有名な山口の萩、さらには和歌山の農家に協力を仰いだといいます。

伝統の味を守るために、苦心して滅びゆく日本の柑橘を残す。良い話です。

その心意気、気に入りました。味も良いです。

Oさんがくれるもの、いつもその背景にあるものが心を打ちます。

真の、ギフトです。ありがとう。

 
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