夜中に炊き始めた小豆、砂糖の代わりに甘酒を加えた白いぜんざいを作りました。
からだには良さそうな優しい味。
つぶ餡&羊羹好きにはちょっと物足りないかな。

小豆は炊くと腹が破れる。切腹を連想させるとして武士が嫌った豆。
そこで煮ても腹切れが起こりにくい大納言。
その名も切腹の慣習のない公家の官職「大納言」に由来するとか。
粒の大きさ5.46ミリ以上という厳しい基準があるそうです。
食材にまつわる話は、諸説ありながら面白いですね。

久々に公民館の子ども料理教室。
X’masということで「人参ケーキ」を作りました。
人参の皮はむかない、
その理由は皮のすぐ内側に植物特有の栄養物質が蓄えられているから。
それは野菜自ら身を守るためにそなわった自然のしくみ…。
小学一年生にも解るよう話します。
『野菜の力を理解しながら料理して食べる』
それをテーマに教室を開いています。
それだけに2時間全力疾走で、終わってぐったり。
でも、六年生のお姉さんが一年生に教えながら作る光景がいいなぁと。
依頼が来たらまたやっちゃおうかな、と思えてきます。

人参が苦手・・という女の子もおいしいと食べてくれました。