シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2014年4月12日
最近JA元気市で見かける「グラパラリーフ」。
家の植木鉢にこんなのあったという方、
多いのではないでしょうか。 
メキシコ原産と言われる多肉植物を食用に改良、
生をパリッといただきます。が、えぐみが強くてすっぱい!
不出来な青りんごを思わせる味です。
繁殖力が強くて、放っておくと葉の先から新芽を出すそうなので、
そっちが楽しみです。
食べたことのない野菜、みたことのない野菜を
みつけると心がおどります。
たとえそれが不味くても、体験できたことが嬉しい。
好奇心は大事です。
人生のすべてを五感で味わい尽くしたいと
思います。
2014年4月2日

 

およそ2年ぶりに、鍬を持ちました。

講演、セミナー、執筆、メディアへの対応など

忙しくて野菜作りもままならなかったこの2年。

土にまみれることなく、マイクを握って野菜のお話をしていると、
じぶんがつまらなくなってきました。
土にふれ、種を蒔き、実りを収穫するよろこびを

今一度味わいたいと思いました。

手を働かせ、汗をかき、いのちを耕すことを実践しながら

食と農を語っていきたい。
それがわたしのスタンスです。

狭いながら、家の裏の菜園で、まずは夏野菜から。

勤勉に働き、質素倹約を良しとし、野菜もじぶんで作り、
この土地を残してれた義父は生前、繰り返し言っておりました。

「じぶんの食うもんを、じぶんで作れるもんが、最後まで生き残るんじゃ」

なかなかのがんこオヤジで、嫁のわたしを泣かせましたが、
いいことを言ったなぁ、と今はすなおに思えます。

百の言葉より、知恵を出し、手を働かせること。

自分の手で何かを作り出せる人を、

わたしは尊敬します。

農家さんや職人さんに惹かれます。

 
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