シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2015年2月23日

豆乳麺

例年、春が待たれる頃になると、気が塞ぎます。
わけもなく・・・なぜ、なんでだろう。
そこへ来て、こう言ってくれた友人がいます。
「野菜が端境期になるからじゃないの?」
そうか!これで、ストンと腑に落ちました。
白菜も大根も収穫されてしまった畑は、
しばらくは土作り。
春の野菜が育つまで地上は休眠です。
わたしも今は肥やしの時間なのだと思えば、
悶々とすることも、堂々巡りをすることも、
むしろ、自然と野菜とともにあるということが嬉しくて、
しばらくは無理せず大人しくしていたいと思います。
野菜で日々の食をまかなう楽しみだけは、ここにあります。
キャベツと葉玉葱を豆乳ベースに柚胡椒と塩で作っただしに加えて、
ラーメン麺を入れて、セロリの赤ちゃんをトッピング。
きょうの昼ご飯です。

2015年2月16日

お宝トマト215

倉橋島の「お宝トマト」さんを訪問。
全長100メートルのハウス内に約1,700本のトマトが育つ様は圧巻です。
一つ枝に玉を4つだけ残して、
ひとつひとつのトマトに十分栄養を行き渡らせる摘果作業、
付け根の緑(グリーンバック)が濃いほど
味の良いトマトになるのだそうです。

お宝トマト1

古くから倉橋島で農業を営む由元さんの初代が、
「ハウス桃太郎」という品種を試験番号の段階から栽培。
お宝トマトのブランドで味を磨き続けて、
現在は二代目と三代目が栽培をされています。
広島ではおいしさに定評あるハウストマト、
ただ甘いだけではない濃厚な味は、
長年培われたハウス栽培技術の結晶です。

お宝トマト4
お宝トマト5

瀬戸内海のミネラル分と塩分を含む地下水、
葉の裏に噴霧する海藻肥料、
米ぬかや大豆粉を麹で発酵させた手作りの追肥などを使用。
「人間と同じ、いいものを食べさせたトマトは健康で病気知らず。
味もとびきり。手間を惜しまず時間をいいものを作っていこうという気概が大事」
きっぱりと言い切る由元さんの表情に、
もの作りは人柄であることを再認識します。


お宝トマト7

息子さんの洋平さんの発案でオーナー制がスタート。
かねてより、わたしも大ファンなので、早速オーナーに。
まずは、美味しさがピークを迎える3月に、
オーナー木の実りが収穫されて送られてきます。
収穫が終盤を迎える6月には、ハウス内のトマトを取り放題。
これも楽しみです。

お宝トマト8

昨日は、おみやげに
ハウス内で熟し始めたものを、
じぶんの手で収穫させていただけました。

 
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