シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2011年4月11日

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ソメイヨシノが満開の日曜日。

花見弁当をひろげる人たちでにぎわう公園や土手の桜並木をスルーして、

緑井の畑で人参の種まき。

家に帰ってからは裏の畑でひとり「お花見」。

野菜の花の美しさに惚れ惚れとします。

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人参(品種はベータリッチ)の種まき。

堆肥と苦土石灰、元肥を入れて耕した土を平らにならし、

 30㎝間隔につくった溝に種をおいていきます。

額にじわりと汗、穫った人参の土を落とし、

その場でパリポリ生で食べる日を想像してニンマリ。

2011年4月9日

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 1ヶ月ほど前に種をまいたじゃがいも、双葉を出しました。

むくっと土を割って出る、いのちの逞しさ。

ノーザンルビーという品種で、皮も身もきれいなピンク色です。

やわらかな春の恵みの雨にぬれて、きもちよさそうです。

「いくら悲しくても辛くても緑の萌えるのが止まったりはしない」

そんな詩を思い出さずにはいられない春。

ひとつの県がまるごと失われるという経験のなかで日本が立ち往生をしています。

戦後にも匹敵する状況のなかで、皆がなんらかを負って貧しくなることは明らかです。

みずからの食をみずからでまかなう、

そんな地道な暮らしを取り戻すこと必要だと思います。

日が暮れれば街が暗くなり、家々から夕餉のしたくの音や匂いがする。

物のない中で知恵と手が働く昭和の時代のペースに帰ることはけっして悪いことではないと思いますが、

どうでしょう。

 
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