シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2016年4月14日

山本1

安芸高田市で大規模ハウス水耕栽培を手がけるトペコを見学にお邪魔しました。
県内に広く出荷されるネギ、種から発芽したばかりの赤ちゃん。
育苗の風景です。

山本2

育苗されたネギは清潔な環境のなか、液肥で育ちます。

山本4

近隣の主婦の方がパートで働いておられます。
大規模経営の農業は農作物の安定供給とともに、
地域の雇用を促進するというメリットも生み出します。

山本5

主力のネギとともに注目を集めているのがレタスの水耕栽培。
難しいとされた技術をクリア、通常の土耕栽培ものよりも立派な株。
シーズン10万個のレタスが出荷されます。
葉の傷みの少ないので、外葉までおいしく食べることができます。
ただ、出荷の際には従来のレタスのサイズに合わせなくてはならず、
食べられる外葉を除いて廃棄しなくてはならないのが現状。
外食産業や惣菜メーカー、給食づくりに活かせないものかと思います。

山本7

レタスの根、こんなに長いんです。
切ると根元から苦い成分(汁)を出します。
みずからをキズつけられたことへの抵抗ですね。
野菜は生きている。
生産現場では、それをより強く実感できます。

山本9

見学させて頂いたお礼に、
さて、スタッフさんたちの昼ごはんを作りました。
レタスとネギは現場調達、究極の地産地消です。

山本10

いつでも、どこでも、だれとでも、
いっしょにごはんを食べると、一気に心の距離が縮まります。
わたしの「幸せごはん」の原点です。

山本11

生産者さんを思いを食べる人に伝え、
地元広島の野菜をもっとおいしく、だいじに、沢山食べていただく。
その活動をより確かなものにしていくために、
これからも、あちらこちらの畑を訪問させて頂きたいと思います。

2016年4月12日

花井 綾美さんの写真

徳島県三好市の東祖谷、日本三大秘境と呼ばれる落合集落近くにある
古民家に泊まってきました。
日本の里山の原風景を残そうという活動の一環、
「ちいやトラスト」。
キッチン付素泊まりで1人13.000円、
囲炉裏で火もおこせます。
TVも電話もなかった頃の静かな暮らし、
最小限でまかなう豊かさを味わうことができます。

花井 綾美さんの写真

現在、京都府亀岡市に居を構えるアレックス・カーさんは、
日本の古民家再生事業の第一人者ともいえる。
日本の古き良き文化を継承したいという思いは、
幼心に見ていた風景が強く影響しているようだ。
アメリカ人のアレックス・カーさんは1964年に来日。
父親が海軍の弁護士で、横浜に住んでいた。
母が「なでしこ会」という夫人倶楽部に入っており、
そこで月1回、誰かの家を訪れていた。
母親に連れられて、大きなお屋敷に遊びに行っていたアレックス少年。
「玄関は素晴らしい構え。家に入るかと思えば、いきなりは入らない。
待合、第一の間、第二の間、そして廊下があり、
やっと奥座敷に進む。庭越しに離れや茶室が見える。
ふすまや障子の開け閉めによって空間の流れが生まれる。
そういうものが子ども心に大好きでしたね」
日本人でもなかなかできないようなことを体験し、
しかもその初期衝動を大人になるまで持ち続けている。
日本の伝統を受け継ごうという想いの原点だ。
(マガジンハイス コロカルより抜粋)
http://colocal.jp/topics/rebirth-project/earthradio/20130308_16102.html

 
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