ひとり暮らしさんが疲れて帰宅、キッチンに立つ気力などなく
スーパーの惣菜かコンビニの弁当をゴゾゴソ・・・。
そんな声をよく耳にするにつけ、
やれたらいいなと思っていたこと。
「ただいまー！」と家のように帰ってくる人を、
温かなごはんを作って「おかえりー」と迎える場所。
体もこころも元気にしてあげられるといい。
孤食の時代の小さなシェルターになれるといい。
夜には無人になる介護施設の１階をお借りして、
始めました。
わたしも手伝ってくださる方も無報酬、
食材費の5百円を箱に入れてもらい、
お疲れでなければ、
エプロンをつけて作るのを手伝ってもらいます。
一緒にキッチンに立つのもストレス解消になるかなと。

その第1回目。
昆布と鰹でだしを取った味噌汁
小松菜と豚肉の炒め物
もやしのナムル
ラディッシュのごま和え
空豆の炙り焼き

「こんなに小鉢が並ぶ食事、嬉しくてたまらない」
50代の女性会社員さんのつぶやき。
はじめて、よかった。

新じゃがの季節、丸ごとおいしく頂く法。
皮をむかずそのまま茹でて、熱々のサラダに。
くせになるおいしさです。

作ってみましょう！「新じゃがとアスパラの熱々サラダ」

材料（4人分）
新じゃがいも　　小４個（400g）
アスパラ　　４本
塩こしょう　適量
●ソース
酢　大さじ１～２
オリーブオイル　大さじ４
にんにく　　3～4片

 作り方
①じゃがいもはタワシで洗い皮を落とし、かぶるくらいの水に入れて茹でる。
②竹串が通るくらいに火が通ったら湯をこぼして強火にし、水分を飛ばす。
③アスパラガスを茹で、食べやすい大きさに切る。
④じゃがいも手で割りくずし、アスパラガスと合わせて塩こしょうでしっかりめに味をつける。
⑤オリーブオイルを入れたフライパンに粗みじんにしたにんにくを加え、カリッときつね色に炒める。
⑥④に⑤を回しかけ、熱々をいただく。

※ゆでだこを加えてもおいしいサラダに。