シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2009年3月4日

先日、友人のAさんたちとお喋りしていて
「エンディング・ノート」の話になった。
エンディング・ノートとは、
葬式や持ち物の整理など死後を託すための記載。
うさぎのリクエストは、ただ一つ。
微かに水音のきこえる静かな森に骨のひとかけを埋めて。
他は、都合のいいように始末してもらえればいい。
こまかなリクエストで残った者を煩わせては申し訳ないから。
と、そんな矢先に読んだのが
あさのあつこの「金色の野辺に唄う」(小学館)。
いい本です、こころが洗われます。
母親が亡くなった夜、娘が百本の竜胆を花屋に注文する。
そして届けられた竜胆の束、
すでに祭壇に飾られていた白い花のなかに、
竜胆を1本1本埋めていく。
紫色がさぞかし美しいだろうと思ってみる。
そうか、花。 あ、でも、やめよう。
葬式は残された者のためにあるのだから。

野菜マイスターの試験まであと2日。
テキストを閉じて本を読んだり、庭の花芽を眺めたり。



2009年3月3日

目が覚めて雨かと思ったらみぞれ、雪になり、昼近くから雨。
38年前の3月はじめも、雪でした。
翌日は大学の受験日で、とけ始めた雪のうえを歩いた
靴の裏の感触をとてもよく覚えています。
そして今、再びちょっと受験生の気分で部屋の中から
みぞれ雪を眺めている自分がいます。
机にはテキストと暗記用の単語帳とボールペン。
変わったことと言えば、
体を気遣いながらご飯をつくってくれる母がいないこと。
そして学ぶことがとても楽しい。
写真はテキストに向かう自分など想像もしなかった
数年前の雪の朝つくった雪だるま。


 
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