シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2009年3月31日

トラブル続きで、心身にダメージが大きかった3月。
せめて残り1日、2日は雑事を忘れて過ごそうと
2階の私室にこもって読書。
まず1冊目は五木寛之の「息の発見」。
禅宗の僧で作家の玄侑宗久さんとの対談でとても面白かった。
玄侑さんをこよなく慕っています。
書店で何気なく手にした雑誌でこの方のエッセイを読み、
「文章に温かく抱きしめられる」というはじめての経験をして以来。
それほどの包容力、本気で禅宗に改宗しようかと。
さて、読み終わった「息の発見」の中から
玄侑「中国語では老眼のことを花眼というんですよ」
五木「ああ、いいことばですね」
玄侑「花が美しくみえるためには細かいところじゃなくて
   全体がみえなきゃいけない。それが老眼だと」
五木「ぼおっとみえるほうが、いいときもある」
もっと、もっと、いいことが沢山語られています。
あとは買って読んでください。
今読み始めた2冊目については、また明日。








2009年3月29日

 
春耕。美しい言葉です。
四月の声を聞くと、そろそろ作物の植えつけの季節。
その前に土をやわらかくほぐし、苦土石灰をまき、
すこし日にちをあけて堆肥をすき込みます。
うさぎも本日、裏の小さな畑で春耕。
作物が良く育つには団粒化した土と十分な栄養が・・と、
野菜マイスターの講習内容を実地で復習しながら
鋤を土に打ち込みます。
そばにはブロッコリーと水菜とチシャの苗がスタンバイ。
「苗を植えるにはまだ早い」と、
家庭菜園歴30年の母が電話の向こうでダメ出し。
土作りから始めるのは初めて、
アドバイスをもらいながらトライ・アンド・エラーです。
それにしても、この手に鋤を持つなんて。
生活の変わりように誰よりも驚いているのは自分で、
かつてない充実を感じています。
夕食を食べ終えたら、読書。
晴耕雨読ならぬ、晴耕晴読の休日です。

家の南側では、
ツルニチニチソウ、カラスのえんどう、オカメヅタなど
たくましい植物たちが春をうたいます。
こんな感じがたまらなく好きなうさぎは庭師泣かせ?

 
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