トラブル続きで、心身にダメージが大きかった3月。
せめて残り1日、2日は雑事を忘れて過ごそうと
2階の私室にこもって読書。
まず1冊目は五木寛之の「息の発見」。
禅宗の僧で作家の玄侑宗久さんとの対談でとても面白かった。
玄侑さんをこよなく慕っています。
書店で何気なく手にした雑誌でこの方のエッセイを読み、
「文章に温かく抱きしめられる」というはじめての経験をして以来。
それほどの包容力、本気で禅宗に改宗しようかと。
さて、読み終わった「息の発見」の中から
玄侑「中国語では老眼のことを花眼というんですよ」
五木「ああ、いいことばですね」
玄侑「花が美しくみえるためには細かいところじゃなくて
全体がみえなきゃいけない。それが老眼だと」
五木「ぼおっとみえるほうが、いいときもある」
もっと、もっと、いいことが沢山語られています。
あとは買って読んでください。
今読み始めた2冊目については、また明日。