春耕。美しい言葉です。
四月の声を聞くと、そろそろ作物の植えつけの季節。
その前に土をやわらかくほぐし、苦土石灰をまき、
すこし日にちをあけて堆肥をすき込みます。
うさぎも本日、裏の小さな畑で春耕。
作物が良く育つには団粒化した土と十分な栄養が・・と、
野菜マイスターの講習内容を実地で復習しながら
鋤を土に打ち込みます。
そばにはブロッコリーと水菜とチシャの苗がスタンバイ。
「苗を植えるにはまだ早い」と、
家庭菜園歴30年の母が電話の向こうでダメ出し。
土作りから始めるのは初めて、
アドバイスをもらいながらトライ・アンド・エラーです。
それにしても、この手に鋤を持つなんて。
生活の変わりように誰よりも驚いているのは自分で、
かつてない充実を感じています。
夕食を食べ終えたら、読書。
晴耕雨読ならぬ、晴耕晴読の休日です。
家の南側では、
ツルニチニチソウ、カラスのえんどう、オカメヅタなど
たくましい植物たちが春をうたいます。
こんな感じがたまらなく好きなうさぎは庭師泣かせ?