よく晴れた春の朝、１本の山桜がやってきました。
この日、目覚ましをかけて５時半起き。
写真と手紙でしか知らない恋人とはじめて会うかのように、
見えてきたトラックにドキドキ。この日を待ちかねての対面です。
昨春、栃木県から千㎞を旅してランテックさんの圃場へ。
そして広島の土地に少しは馴染んだ２年目の春、
「わたしの樹」になりました。
朝起きてカーテンを開けると枝が見えます。
夜散歩から帰ると「おかえり」と迎えてくれます。
これから一緒に夜ごと月を見上げ、
変わりゆく季節を暮らします。
そしてなにより、春には花を咲かせて
また新しく巡り来る一年を教えてくれるのです。
一年、また一年が、こころゆくものでありますように。
見守っていて、ほしい。
１０日頃から開花、会いにきてください。

野菜マイスターの１次試験には合格したし、
夫は桜島をめざして一人旅に出たし、
開放感も桜も満開の晴天日。
友達５人でちょっと贅沢なランチ＆ドライブ、
街の桜、山の桜、団地の桜と眺めて春色を堪能。
ランチは住宅街にあるお家で中華。
料理を作ってくださるのは中国人の主人で、
日本人の奥様がもてなしてくださる。

金木犀の花を漬けた蜂蜜で味をつけた蓮根
日本の金木犀ではダメと聞いてがっかり
まんなかにのっているのはサンザシの実

ジャガイモときゅうりと白ネギのオイルあえ
若草を思わせる春の色がきれい

柚子をくえわえた顔がなんともおかしい
スズキの蒸し物　生ハムと筍と椎茸を重ねて

この他カニやエビなど豪華なメニューが次々に運ばれましたが、
うさぎは野菜と少しの魚があれば十分。
久しぶりに会うみんなとのおしゃべりが楽しかった。
食後に金木犀のお茶を頂いていたら、
植物と料理にくわしいKさんが、突然「桑の実いる？」
ジャムにしたらおいしいから、と。
それで思い出して、
家の南側を野菜ソムリエの庭にするのだと話したら、
それなら山桃でお酒が作れるし、
夏ハゼはなんとだし・・・と話はノンストップ。
その庭、明日が着工。
野菜マイスター２次試験の勉強と同時進行です。