市内でも北の方は積雪という3月末の土曜日。

冬に逆戻りの小雨まじりの曇天の中をいちごファームへ。

ところが、ハウスに着いたとたん、この青空。「私が畑へ行くと晴れる」ジンクス（？）に偽りなし。

竹林の緑が淡い春の色でした。

紅ほっぺは思ったほど収穫なし。

新しい実りのために剪定をしておしまい。

 「土筆を取っていきませんか」と農場主の山本さん。

道ばたの草を食べるなんて昔の人って慎ましかったよねという話から、

蚕はうまいよ、イナゴは歯の間に挟まる、なんて話に。

その間にも手はせっせと動き、どっさり取れました。

帰り道、おいしいダシを売るリチャードさんの店に寄ったのですが、

その話は、またあした。

これからせっせと土筆の袴を取らねばなりません。

佃煮にして野草の春を味わいます。

なんだか不調です。持病の春の憂鬱ってヤツでしょうか。

すべてが億劫で「まあ、いいやぁ」。

そんな調子だから、昨夜は重要な会合への出席をすっかり忘れていて大慌て。

ああ、ダメだなぁと、今朝起きて新聞をめくっていたら良い記事がありました。

広島でフィジカルトレーナーとして活躍する伊藤和之さんの健康ブログ～読む3分間サプリ、

本日のテーマは「その気にならないときの解消法」。以下その要約です。

人間の行動は実はカラダが主導権を握っており、脳はカラダからの指示待ちをしている。

脳にはヤル気を左右する淡蒼球（たんそうきゅう）という部位があり、カラダがこの部位に「動け」と指示を出す。

だから、まずはカラダを動かしてみることが必要。

それが出来ないんだよねぇとつ呟きながら、試しに家の裏でたまった段ボールを束ねる作業。

軍手にカッターナイフを持って、エイ、ヤー。

おや、おや、ちょっと霧が晴れたような・・・・。

ちなみに運動の定義は、「物体が空間において時間と共に位置を変えること」

単純なことなんですね。カラダを別の場所へ運んでみる。

気晴らしに出かけてみようかと言うのが、まさにソレ。

気分がちょっとスッキリしたところで庭に出てみたら、イワヤツデが花を咲かせていました。

植物たちは確実に春へ動いています。