農具を新調しました。

平鋤と備中鋤と草刈り鎌。

義父が生前使っていたものは昔の鍛冶屋さんが作った良いものですが、

柄が長くて重いので、チビの私には使いづらくて。

さっそく新しい鍬を手に作業です。

畑をぐるりと這ったカボチャのツルをたぐり寄せ、

ミニトマトを引っこ抜き、整地して秋まきの準備。

作業着がまたたく間に泥まみれになります。

汗が顔を伝ってしたたり落ちます。

土に向かうときの清々とした心持ちは、

静かなお堂で仏さまを仰ぐときの安らぎにも似ています。

良い写真じゃありませんね。実物はとてもおいしそうだったのですが・・・。

東京から来られた方を、お好み焼きの「五エ衛門」にお連れしました。

「へえ、すごいなぁ！」目の前で音を立てるお好み焼きライヴに感心しきり。

「うまいなぁ！いいなぁ！」心おどるお好み焼き初体験だったようで、

良かった、良かった。

 世界を食でつなぐビジネスを手がけるK氏、（ウエブ配信の番組「ソウルオブ東北」が興味深いです）

いまフランスでお好み焼きが人気だとか。

セーヌにお好みソースの香りが漂うのでしょうか。

「うん、知り合いもパリに出店しましたよ」と、五右衛門のスタッフ。

お好み焼き談義に花が咲きました。

店長、嬉しかったのかネギを山盛りサービスしてくれました。

 そして、もう一つ興味深い話。

東京では地方の郷土料理に興味を持つ人が増えているのだと。

食べるだけでなく調理を習いたいのだそうです。

地方独自の食の色が薄れていくなか、

これは嬉しい傾向。面白いことになりそうです。