農具を新調しました。
平鋤と備中鋤と草刈り鎌。
義父が生前使っていたものは昔の鍛冶屋さんが作った良いものですが、
柄が長くて重いので、チビの私には使いづらくて。
さっそく新しい鍬を手に作業です。
畑をぐるりと這ったカボチャのツルをたぐり寄せ、
ミニトマトを引っこ抜き、整地して秋まきの準備。
作業着がまたたく間に泥まみれになります。
汗が顔を伝ってしたたり落ちます。
土に向かうときの清々とした心持ちは、
静かなお堂で仏さまを仰ぐときの安らぎにも似ています。