シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2014年6月5日

写真: 昨夜は高知市街で皿鉢(さわち)料理。大皿に鰹のタタキ、マグロの刺身などの料理がてんこ盛り。祝いや法事などに供されるもので、言ってみれば膳に並ぶ料理をひとつ皿に盛ったスタイル。これを囲んで延々と呑み続けるわけですね。呑めない少女は延々と喋り続けて土佐の夜は更けたぜよ~

 

高知名物といえば、鰹のたたき。

うーん、他にはないのかと探していたら、

ありました「皿鉢(さわち)料理」。

祝い事や法事、宴会など人が集う場で供されるもので、

御膳料理の定番が、ひとつ大皿に盛られています。

鰹のたたき、マグロのお造り、たたきの海苔巻き、海老、エトセトラ。

豪快に盛った大皿を囲んで、
延々と酒を酌み交わすのですね。

土佐では酒宴のことを「おきゃく」といい、

自由に楽しく、にぎやかに分け隔てなくもてなすのが流儀。

人数が増えても大皿ならば融通がききます。

みんなで盛り上がろうという土佐気質が生んだ

酒宴のスタイルと言えるでしょう。

味はともかく、土佐の温かな人柄にふれる思いの料理でした。

 

二森 みつえさんの写真

 

高知の繁華街のお店。

黒い札に白い文字で○○御一行様と、

予約をしてくれた友人の名字が書かれていたのには
思わず笑ってしまいました。
皿鉢料理は、宴会料理なのでした。

飲めない私たち、静かに皿の料理を平らげて、

通りのカフェでお口直しをいたしました。

 

土佐食の旅 続きはまた明日。

 

 

2014年6月4日

 

四万十から、さらに車で約3時間、
高知郊外の「オーベルジュ土佐山」へ。

十年来、ぜひ泊まってみたかったホテルです。

川と森に囲まれた山間の静かな地、

思い描いていた通りのロケーションでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋のキーも、木のブロック。

泊まった部屋は「ろ」、山の花が迎えてくれました。

 

 

こちらは、食事のレストラン。

世界的に有名なオーディオメーカーのCDプレイヤーが

いい音でつつみこんでくれます。

家具はカッシーナ、すべてが一流。

洗練された設えに、
スタッフの方々の土佐の温かなもてなしが心地よく、

ほんとうに定宿にしたいホテルです。

 

 

食材のほとんどは地元農家さんから調達。

 

 

 

感激したのは土佐名物、田舎風の野菜寿司。
ひとくちサイズの可愛いさ、
みょうが、ふき、コリンキー、破竹、こんにゃくの五種。
「土佐婦人会季節のおもてなし」とありました。

 

 

しめは、卵かけごはん。

土佐ジローの卵。平飼いのおいしさ。

こころも、おなかも、満たされました。

 

食事と一緒に出された
土佐の名物「はぶ茶」のこうばしさにも驚き。

きけば、はぶ茶に岸豆茶をブレンド。

あまりに美味しかったので
翌日の高知市内の日曜市でどっさり買い込みました。

 

 

つばめの巣、発見。餌を待つ子ら。
親鳥が餌を運んできて子に与えるまで、
目にも止まらない速さ。
その一瞬を見ることができました。

 

 

まわりを散策。
山野草の宝庫です。
夜には、敷地内を流れる川で蛍を観ることもできました。


写真: 高知市郊外、オーベルジュ土佐山。少女、ここに一泊。腹いっぱい食うぜよ

 

オーベルジュ土佐山

http://www.orienthotel.jp/tosayama/

 
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