四万十から、さらに車で約3時間、
高知郊外の「オーベルジュ土佐山」へ。
十年来、ぜひ泊まってみたかったホテルです。
川と森に囲まれた山間の静かな地、
思い描いていた通りのロケーションでした。
部屋のキーも、木のブロック。
泊まった部屋は「ろ」、山の花が迎えてくれました。
こちらは、食事のレストラン。
世界的に有名なオーディオメーカーのCDプレイヤーが
いい音でつつみこんでくれます。
家具はカッシーナ、すべてが一流。
洗練された設えに、
スタッフの方々の土佐の温かなもてなしが心地よく、
ほんとうに定宿にしたいホテルです。
食材のほとんどは地元農家さんから調達。
感激したのは土佐名物、田舎風の野菜寿司。
ひとくちサイズの可愛いさ、
みょうが、ふき、コリンキー、破竹、こんにゃくの五種。
「土佐婦人会季節のおもてなし」とありました。
しめは、卵かけごはん。
土佐ジローの卵。平飼いのおいしさ。
こころも、おなかも、満たされました。
食事と一緒に出された
土佐の名物「はぶ茶」のこうばしさにも驚き。
きけば、はぶ茶に岸豆茶をブレンド。
あまりに美味しかったので
翌日の高知市内の日曜市でどっさり買い込みました。
つばめの巣、発見。餌を待つ子ら。
親鳥が餌を運んできて子に与えるまで、
目にも止まらない速さ。
その一瞬を見ることができました。
まわりを散策。
山野草の宝庫です。
夜には、敷地内を流れる川で蛍を観ることもできました。
オーベルジュ土佐山
http://www.orienthotel.jp/tosayama/