広島市内の土砂災害、
かつて経験のない天をつく雷の音、唸るような雨音に眠れず、
一夜あけて、次第にあきらかになってきた被害の実態に息をのみました。
どうにか無事に終えた料理講座でも、
いつもお手伝い頂くスタッフのご自宅が床上浸水で大変なことに。
父上が消防隊長というスタッフもいて、
災害発生から寝ずの対応にあたっておられるとのこと。
被災地に近い我が家の上空には、
救援やメディアのヘリコプターの轟音が絶えません。
昨夕は、救援自衛隊のトラックが隊列をなして
広島繁華街を通過するという異様な光景を目にして、
事態の重大さを実感しました。
つい先日、10年満期を迎えた自宅の火災保険の更新を迎え、
「どうしてこんなに高くなったのぉ」と倍になった掛け金を支払ったばかり。
全国的に深刻化する災害補償をカバーするためと説明を受けましたが
よく知る町の崩れた家々、助けを待つ人たちの映像を観ると、
互助なのだと納得がいきました。
災害でお困りの方々、心よりお見舞い申あげます。
今は行政やプロの手による救出と復興作業が急務。
ボランティア要請はその後になるでしょう。
そのときには、なんらかのお役に立ちたいと思っております。