シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2015年10月8日

花井 綾美さんの写真

膨大な量の情報のなかにいると、
処理しきれなくなって、それがストレスになります。
たまにパソコンやケータイのデータを削除して軽くするように、
あたまの中も余分な情報を消去することが必要。
空をながめて、ぽか~んとしたり、
川縁を歩いたり。
秋晴れのきょうは、絶好の消去日です。

2015年10月6日

花井 綾美さんの写真

実りの秋、とは言え栗も柿も採りにはいけぬ生活。
そんな日々のなかで、しみじみと秋を感じた1枚の写真。
広島から高知へ移り住み、囲炉裏で生活する祐子さんが撮った写真です。
思わず口ずさみました唱歌「里の秋」。
 おせど~にぃ木の実が落ちる夜は~♪
おせどは漢字で書くと「背戸」、
それが背戸山であると知ったのは数年前のことです。
それまで、ずっと「おせど」の意味の分からず歌っていたということですね。
かつて里の生活は家の前畑と背後の背戸山によって営まれていたといいます。
背戸山で採った木の実を食べ、拾い集めた柴で煮炊きをする日々。
背戸山を境に獣たちと人間の棲み分けも出来ていたわけです。
それが今、手入れする人もなく荒れていく背戸山。
それを守ろうとする人たち。
森を守ることは森とともに生きてきた知恵を守ること。
草食や保存食の知恵を身につけていきたいと思うのも、
そんなことからです。

もうひとつ、唱歌「里の秋」で気づいたこと。
ああ、母さんとただふたり~♪
戦地にいるお父さんを待つ歌であること。
歌う機会のなかった3番の歌詞を読んではじめて
この歌が理解できます。

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