シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2011年3月11日

eiga1

中区八丁堀に新しくできた映画館「八丁座」へ。
米国アカデミー作品賞をもらって話題の映画の封切りです。

 eiga2

上演20分前だというのにチケット売り場は長蛇の列。

他の映画館と雰囲気が異なり客層が60~70代と髙く、

ふだん映画を観ていない風の人が多いようです。

お菓子やお茶をもってヘルスセンターのお芝居でも楽しみに来ている感じと言えばよいかと。

交通の便の良い中心街という立地ならでは?

大川橋蔵や森重久弥が活躍していた頃の映画館はこんな風でした。

思い出せば、そうでした。

テレビのチャンネル数少なく、BSなんてない時代、

映画は当たり前に大人の娯楽でした。

街に映画文化をふたたび!オーナーのくらもとさん、成功ですね。

 eiga3

 

 芝居小屋風のインテリア、ゆったりソファ風の座席で、

ご高齢の方が居心地よい空間。

いいですね、お年寄りが遊べる場所、どんどん増えて欲しい。

私が80歳になるときのためにも。

「ひとりで、はじめて来たんです」と年配のご婦人。

ちょっと不安まじりに楽しげなご様子。

アクション映画好きなご主人は家で留守番。

そうですよ、たまにはひとりでね。

映画を観て、本屋に寄って、ひとり遊びは楽しい。

2011年3月7日

shokuiku1

 

週末、アステールプラザで料理人森野熊八氏の講演。

行こうかどうしようか迷いながら仕事の合間に出かけのですが、興味深い話で、オーライ。

食育というよりも日本の料理文化の話。

「肉じゃが」が広島県の呉で生まれたというのをご存じでした?

呉が海軍の町であったというのは有名ですね。

イギリス帰りの東郷平八郎が呉に滞在した折、「ビーフシチュー」が食べたいと言い出したのが起こり。

戦中の軍の料理人、シチューなんて知らない。食べたこともない。

じゃがいも、たまねぎ、牛肉を煮込むのだと聞いて、手持ちの砂糖、しょうゆ、みりんで煮込んじゃった。

それがおふくろの味として今に至る肉じゃが。

 

 shokuiku2 shokuiku3

 

 講演が終わって車をとめたパーキングに急ぐ途中、小さな古道具屋さんをみっけ。

「おさんぽさら」と書かれた看板がチャーミングだったのでドアをあけて中へ。

2坪くらいの猫の額スペース。昭和時代のガラスの小鉢を5個買いました。

胡瓜の酢の物を入れましょう。

 shokuiku5

 空いろの水彩絵の具を流したような空。

空気は冷たいけれど歩いてきもちのよい午後でした。

 shokuiku6

平和記念公園を抜けて、パーキングへ。

市制120年記念の山桜が植樹されていました。とても若い樹です。

枝を張り大樹となって花を咲かせるまで生きてはいないだろうなと思うと、

ちょっとさびしくなりました。

 

 
11月 2024
« 8月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

*最新記事*



*カテゴリー*

晴れときどきのコト

ホームきょうの幸せごはん晴れときどきのコトお話しましょ食と農
花井綾美活動ファイルお問い合わせ
Copyright C Ayami Hanai All Rights Reserved.