モンゴルのウランバードル出身で、

現在は江田島に住むラクチャ・テムレンさん。

アクリル絵の具ですてきな絵を描くアーティストです。

どこかシャガールを思わせる幻想的な作風。

モンゴルはロシアに近いし、
お酒もロシアと同じウオッカだというから

風土が似ているのかも知れませんね。

日本に住んで長いので日本語はぺらぺら、

江田島は奥様のご実家。

絹のようになめらかで美しい瀬戸内海が大好きという、
ラクチャさんと彼の絵に会いに行きませんか？

素敵な音楽が流れるなか、絵をみて、彼とおしゃべり。

個展は西区横川商店街「かもめのばぁば」で
10月15日（月）まで開催中。

●

息子がＬ.Ａ.に留学中、広島出身のご婦人に
大変お世話になって有り難かったので、

遠く故郷を離れて広島の暮らす人に会うと、

微力なりとも力になりたいと思います。

広島県立美術館で開催の「世界遺産～ヴェネツァ展」。

初日のきょう、14時からの記念講演を興味深く聴きました。

ヴェネツァといえば、
サンマルコ広場にあるなんとか聖堂を通り抜け、

観光客をピストン輸送するゴンドラに揺られ、

映画「旅路」の舞台となったカフェでカプチーノを飲み、

路地裏を探し回ってプラダのbagを買った、

そんなミーハーな思い出しかありませんでしたが、

その歴史を垣間見て、
一度ゆっくり滞在してみたくなりました。

アドリア海の潟に無数の杭を打ち込み、外敵を寄せつけぬ人工島を作った

その歴史が1枚の精密な木版地図に彫り込まれています。

ヴェネツァ展は11月25日まで、
13日（土）には2回目の記念講演もあります。

1枚の絵が語るヴェネツァ王国の歴史に、