1月に入ってはじめての料理教室。
皆さんとても熱心に野菜のはなしを聞いてくださいます。
自然に生かされる野菜の「旬」を切り口に、食べることの根本を一緒に考えたい。
その思いが種になって地にこぼれ、芽ばえ葉が出てくるのを実感しています。
料理のテクニックではなく、そのココロを伝えていけたらと
ニコニコしながら箸を動かす皆さんの顔を眺めながら、心底そう思います。
教室を終え、いったん荷物を駐車場に入れ身軽になって映画館へ。
「食べて、祈って、恋をして」
短い結婚生活にピリオドを打った女主人公が 1年間の旅に出ます。
イタリアから、インド、バリまで。
イタリアではひたすら食べながら「何もしないことの快楽」を体感し、
インドでは瞑想のなかで自分の深部をみつめ、バリで魂の自由を得ます。
「さ、渡りましょう」 これがラストの台詞。
ここにはない何かを求め、ここではないどこかを探しながら変化を恐れ、
安定を捨てる勇気も持てなかった彼女が、
軽やかなステップで新しい舟に乗り込んでいく爽快なラストに共感。
映画館は、中区八丁堀にオープンした「八丁座」。
和風の劇場型。スタッフさん達もハッピ姿で「いらっしゃいませ」。
座席は広島市内のどの映画館より座り心地いいです。
全席指定なので早めに行って席を取っておくことをおすすめ。
この日、開演間際に入ったら残りの席は最前列のみ。
ちょっと目が疲れました。