午前9時、広島空港。舞い始めた粉雪に見送られて東京へ。
モノレールからの景色にもすっかり馴染み、何も考えずとも浜松駅から渋谷まで乗り継いでいけるようになりました。
空港で買った雑誌に明治神宮の記事があり、講義が始まる前に神宮の森へ足を向けてみました。
都心に約70万平米、 17万本の木々を繁らせる「日本一美しい神社」。
参道の途中、奉納された日本酒の樽。ワインを愛した明治天皇のために仏ブルゴーニュからはワイン樽が奉納されています。
その水に手をふれると願いが叶うという評判で、連日人が押し寄せる「清正井戸」の前には1時間待ちの列。
絵ハガキが四百円で売られているのにはビックリ。
神宮球場をはじめ数々の施設をかかえ、推定年商150億円の神社界の不動産王。
申告漏れや神社庁からの離脱問題でダークな印象を強める中、やっぱり・・・と神社らしからぬ商魂を見る思いです。
でも、下々の生臭さとは無縁に神さまは神聖。
思いを込めて手を合わせ、お守り袋をしっかりと胸に抱いて森を後にしました。
本殿の外では白無垢の花嫁さんの姿があり、参拝客の注目の的。
こうして居合わせた人たちに祝福されるというのも神社結婚式ブームの理由の一つかと。
午後からの講義、食の安全を考える「ケーススタディ」
本日のテーマは、「なぜ有機野菜は良いと言われながら売れないのか?」
有機栽培の野菜って、本当に体に良いのでしょうか。
そんな問いかけから始まるセミナーを、これから開いていきたいと思っています。
そのための勉強、しっかり学んでまいります。
講義は終わった後は、いつものようにシニアの仲間で飲み食い反省会。
自家農園を持つ「和民」で、メニューを広げたらタイムリーに有機野菜のサラダ。
つづきは、また明日。