先日植物工場のシンポジウムで知り合った出雲「農援隊」のA社長のご厚意で、
トマトの工場を見学させて頂きました。
野菜ソムリエ仲間のKくんの運転で、雪の残る県境を越えてはるばる出雲路へ。
よく晴れた出雲の空は広く、美しく、思わず深呼吸。
一見普通のハウスに見える野菜工場には、近未来型の設備が搭載されており興味深々。
トマトが植えられた深さ約3センチの人工土の下に医療用の透過フィルム、
その下に生育のために必要な養液。
生きねばならないトマトは透過フィルムの下の養液を必死で吸い上げます。
そのストレスが糖度を上げて甘くし、リコピンも通常のトマトの約5倍になるといいます。
先ごろ過度のストレスで胃を悪くした私、
ストレスは成長のために必要だということを身をもって学んだばかりです。
洒脱で男気あふれるA社長は知的で行動の人。
工場のシステムは、アブダビ、トルコ、メキシコへ向けて販売をされるとか。
おみやげに頂いたトマトの商標は「ごえんトマト」すでに素敵なご縁を頂いてラッキー!
さて、工場見学のあとは地元で人気の店で釜あげそばを食べ、出雲大社へ。
大しめ縄めがけて5円玉を投げ、 3度目のチャレンジで見事に当たり!
絵馬にも願いをしたためて、大きな樹の下におさめました。
出雲の神さまは男女の縁だけでなく、幸せになるための縁を結んでくださるのだそうです。
参道の松の間を歩き、清浄な気につつまれ、癒され元気を満タンした出雲の一日。
きっと、思い、結ばれますように。