雨の日曜日、2週間前に食育講演で訪ねた安芸大田町へ。
講演の後に柿酢をつくる渋柿が欲しいとお願いをしたところ、
会場にいらしたKさんが柿農家さんに頼んでくださるということで、
その柿を受け取りに行ったのです。
2週間で柿畑の柿の葉はすっかり赤く色づいていました。
安芸大田町といえば「祇園坊柿」で有名。
同じ広島県内産の西条柿よりも一回り大きな渋柿ですが、
ドライアイスで渋を抜いた「あおし柿」や、干し柿にして出荷されています。
Kさん宅で柿を受け取った後、
廃線となった可部線の駅を再活性させたふるさと産物を販売する
「ぷらっとホームつなみ」に寄ってみました。
祇園坊の干し柿は1個250円と高価。
渋を抜いた「あおし柿」と、これも名産の「太田かぶ菜漬」を買いました。
茎を食べる太田かぶは広島の伝統野菜です。
赤く黄色に色づき始めた山々を眺めながら、伸びをして深呼吸。
どっさり分けて頂いた祇園坊柿、
半分は柿酢に、もう半分は干し柿に。
でも、あおし柿がたいそうおいしかったので、
渋抜いて食べちゃおうかな。