昨年うちで作品展を開いた缶アートの遠藤君が、
今年は宮島の「厳州ギャラリー」で2人展。
観光客でにぎわう表参道商店街から、
ずっと奥へ山側へ入った「山辺の古径」。
鹿も遊ぶ、のどかな場所です。
相変わらず無邪気で楽しい作品群、大きな口をあけて笑うおひさまがいっぱい。これならば、作れそうです。ちょうどミニ講習中だった遠藤君のそばで、じっと見て習い覚えました。 中学の同級生、遠藤君。職業は大阪芸術大学の教授、アニメーションが専門です。(本人に無断で顔を公開、ごめんね)
二人展のもう一人の作家さん、藤岡千歩さんの人形。
不思議の国のアリスがすてきでした。
「遠藤賢治+藤岡千歩二人展」は、 2011年10月30日まで。
くわしくは厳州ギャラリーHPで。
遠藤君に「またね」とサヨナラして、山辺の古径をぶらり。
遠く海を眺め、民家を縫う坂道を下り、古き良き島の暮らしにふれます。
やがて朱い三重の塔が見えてきて、豊臣秀吉が建てた千畳閣へ。
石段を下りて小さなトンネルをくぐると町家通りに出ます。
昔からの小さな商店、新しく若者が開いたオシャレなカフェ、町家を改造したプチ旅館。
普段着の宮島を右に左に眺めながら、フェリー乗り場にたどり着いたら、日が暮れかかっていました。
宮島口に着いて、空を仰いだら、きれいな飛行機雲。
のどかで、心やすまる、秋の一日でした。