シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年9月9日

 

「アンチエイジング」をテーマにしたセミナーに参加するために、

東京へ行ってきました。

セミナーの開催場所はお台場の先にある

東京ベイコート倶楽部。

セレブなレストランでイタリアンのフルコースつき。

セレブにも高級イタリアンにも興味はないのですが、

セミナーに参加するためにはしかたありません。

羽田からの東京モノレールを終点の浜松町で降りて、

山手線に乗り換えて渋谷まで。

わたしの東京歩きは、たいていここから始まります。

それというのも、渋谷駅から歩いて5分ほどの場所にある
Bunkamuraザ・ミュージアム、

とても魅力的な企画が多いミュージアムなのです。

 

 

このたびも、絶対みたかった
「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」。
心を鷲づかみにされる絵の数々。

美術館歩きの参考にさせて頂いている
「弐代目ー青い日記」さんのブログにもこうあります。
ひとたびBunkamuraでレーピンの作品を目にしたなら、
間違いなくこれまで味わったことのない絵画鑑賞体験(しかも劇的な)が
出来るはずです。
「レーピン展」は10月8日まで会期中休み無しで開催されています。
大型展覧会がひしめく今年2012年にあって間違いなくベスト5に入る展覧会です。

何としてでも観に行って下さい是非!!

 

 

レーピンの絵を堪能して、次の目的地代官山の「蔦屋書店」へ。
20代のはじめ、住みたかった街、代官山。
あの頃の思いが沸々とよみがえってきて、ちょっと切ない気持ちで

蔦屋書店までの道を歩きました。

 

 

ファッション写真集から懐かしい雑誌のバックナンバーまで
書物のあいだをサーフィンできて、カフェでお茶もでき、
さまざまなジャンルのセミナーにも参加できる

いまもっとも注目のカルチャー発信地。

 

写真: 代官山蔦屋でランチ。東京本日真夏日です。

 

店内撮影禁止、メールをチェックするふりして隠し撮り。

よい子のみなさんは真似してはいけません。

本に囲まれて楽しめるランチ、オレンジピールの紅茶とサンドイッチ。

 ここで、半日は過ごせそうです。

興味深かったのは、食に関するあらゆる本を集めたコーナー。

小さな「食の図書館」をつくりたいという夢を刺激しました。

 

時計をみると、夜のセミナーまであと2時間、
よーし、と地下鉄で日本橋まで。

三井ホールで開催中の「アートアクアリウム展~江戸金魚の涼」に向かいます。

日本橋架橋100周年記念特別展とあります。

数年前、六本木ヒルズで開催された熱帯魚のアクアリウム展が

あまりにも素晴らしかったので、こちらも期待。

 

 

写真: 日本橋三井ホールで開催中のアクアリウム展。巨大金魚鉢~

 

江戸情緒を感じさせる太鼓の音が響くなか、
さまざまな種類の金魚が泳ぎます。

直径2メートルはある巨大金魚鉢が度肝を抜きます。

でも、六本木ヒルズで観たアクアリウムのアート性にはおよばず、残念!

 

ビルを出ると、雨。

地下鉄を乗り換えて「ゆりかもめ」でセミナー会場へ。
乗って行くこと約30分、国際展示場駅で降り、

スマホのナビに頼って歩いたら迷いに迷って30分、
会場の東京ベイコート倶楽部に電話してスタッフの方にナビしてもらって

ようやくたどり着きました。

雨に濡れ、歩き疲れて、

こんな不便な場所を選ぶなよ、とちょっとイライラ。

セミナーの内容も期待したほどでなく・・・・、

でもその後に食べたイタリアンが美味しくて、

たちまち機嫌が直りました。

 

いつものホテルの大浴場で汗を流して、おやすみなさい。

このつづきは、また明日。

 

 


 

2012年8月15日

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倉敷の倉敷意匠で開催の「土井朋子個展~ガラスの中の物語」。

 見たくて、見たくて、でも時間がとれなくて、
盆休みの最後の日になって、
ようやく倉敷行きの電車にのりました。

 

 

 

JA倉敷駅から商店街を通って、裏町界隈まで行くと

「林源十郎商店(倉敷意匠)」の建物。

ギャラリーと雑貨ショップとカフェを揃えた

おしゃれなスポット。

くだんの個展はここで開催されています。

 

 doi3

 

肝心の個展、大人気のうえ開催から2週間が経ち、

作品のほとんどは売れてしまって残念!
買おう!と決めていた壁掛け時計も売約済みの札。

 

 

気をとり直し、汗を拭き拭き、トイレへ。

壁に懐かしいチリ取り。

古いものをおしゃれにー倉敷意匠のテイストです。

 

 

倉敷意匠を出て、通りへ。

路地を行けば大好きな大原美術館ですが、
きょうは、パス。

観光客でごった返す美観地区を避けて、裏町を歩きます。

 

 

まずは、おいしいものブディック「平翠軒」。

御主人が全国から集めたお菓子、調味料、乾物などなどが

所狭しと詰まっています。

 

 

 

町のはずれ、人の通りもめっきり減った場所に、

古本屋さんの「蟲文庫(むしぶんこ)」があります。

小さな店のなか、いかにも本好きらしい女主人が醸し出す
静かな空気が流れます。
定価1600円の単行本が古本で1000円と、
なかなか強気な商売ですが、

つい、食の本ばかり4冊も買ってしまいました。

なかの1冊は、私が3歳の時に出版された

俳人中村汀女著「ふるさとの菓子」。
小さく美しい本の最後の頁には、
(高塚蔵書)の印がありました。
本が大切にされていた時代の匂いがする

買って満足の1冊です。
が、真夏の町を散歩するのに、
4冊の本を抱え歩くのは苦行でした!

 

 

通りの端まで歩いて、いつも珈琲を飲んで休む「はしまや」さん。

ようやくたどり着いたら、お盆休み。で、がっかり。

でも、さすが元豪商のお宅。正しい姿勢です。

すばらしい木組みを見ることができる旧家の米倉を
カフェに改造した素敵な空間です。

 

 

では、と、美観地区近くまで引き返して

ここもお気に入りの場所、旅館くらしきへ。

 

 

通りの賑わいを忘れる静けさ。

チェリスト、ヨー・ヨー・マさんご贔屓の老舗旅館の品格です。

 

 

庭を眺め、歩き疲れた足を休めながら

白玉ぜんざいのかき氷をいただきました。

泡雪のようにキメ細かな氷でした。

 

 

そろそろ、帰りの時刻。

やはり、この風景を見て帰らぬわけには行くまいと

ちょっと遠回りで駅まで。

暑くて、ちょっと疲れたけれど
久しぶりで楽しかった倉敷Onedayトリップ。
昨日買ったばかりのスマホの歩数計をチェックしたら、

ちょうど1万歩でした。

 

 

 

 

 

 
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