ナミブ砂漠は、全長1600キロ。
約8000万年前から存在すると言われ、
世界最古の砂漠とされています。
鉄分を含んだ砂が酸化して美しい
アプリコット色の砂丘が連なります。
なかでも訪れる人の多い「デューン45」。
デューンとは砂丘、45とは砂漠のゲートから45番目にある砂丘という意。
頂きまで歩いて約30分、往復1時間の砂丘散歩は足を砂にすくわれてなかなか難儀。
そして大砂丘ソッススフレイ、2日間にわたって砂漠を4WDで走ります。
ドライバーは腕達者で陽気で気さく、すぐに仲良くなれました。
砂漠の過酷な自然に負けてしまった樹木、
倒れずにあるもの、倒れて横たわるものあり。
大切に保護され、手をふれないようにとの立て札があります。
美しく連なる砂丘を眺めながら、ゲートから約60キロの道を往復。
悠久の自然のなかにいると、日本での日常のささいな悩みなど
どれほどのものかという気持ちになります。
じぶんを空っぽにして、あらたな道を拓く。
それが旅です。
つづきは、また明日。