シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年10月8日

 

野にはコスモスがゆれ、

稲刈りを終えた田んぼにはすくもが立ち、

赤とんぼも飛んでいるだろうか・・・

遠く想うだけで、ほんの一日でも
田舎で過ごすこともままならぬこの秋です。

しかし、もはや禁断症状。
午後から日暮れまでのつかの間、

車を北へ走らせて、安芸大田町まで。

 

 

あ、すくもが立ってる!と車を止めてみたら、
おじさんがごみを焼いておられた農家の田んぼ。

 今ではめったに見なくなった「はぜ干し」にほっとします。

自然乾燥させることで1粒1粒の米のでんぷん質が
ゆっくりと糖化して甘くなるんですね。

 

 

廃線になった三段峡の駅跡を利用した小さな市、

その名も「ぷらっとホームほーむ」。

町の産品や農産物がおかれています。

 

 

店先におかれた、でっかいトウガンに、わぁ!

「あげますから、持って返ってください」と言われて、

えっ!ハイ!と遠慮なくちょうだいしました。

10月28日(日)わが家でひらく食育ライブで参加者にふるまう
豚汁の具に使わせていただこうと思いまして。

帰って量ったら9キロありました。

 

 

パン屋さんも、売り切れてもうおしまい。

あっという間に日は暮れて、惜しみつつ帰路へ。

田舎に小さな家が欲しいなぁ。

 

2012年9月10日

 

前日セミナーを終えて翌日はフリータイム。

前々から気になっていた作家、奈良美智の作品展が
タイミング良く開催されていたので、横浜美術館まで足を伸ばします。

 

 

「気になっていた」という真意は、
なぜこうまで評価が高いの?(こんな作品が・・・)という思い。

しかし、実際に作品の前に立つと、

作家が創作へかける思いが

肉声のように伝わってきて心を揺さぶられました。

血のにじむようなという表現がありますが、

まさに作家の手跡を感じる作品群を前に、

自身の仕事への姿勢を顧みせられました。
(もっともっと魂を込めなくっちゃ)

 

 

作家のコレクションルームも。

一見、ポップでお気楽な印象を受けますが、

ニンゲンの哀しみや弱さ、怒り、狡さといったものまでが

透明な空気を通して伝わってきます。

(企画展は撮影禁止のため、弐代目青い日記帳さんの

ブログより写真をお借りしました。

興味のある方はこちらのブログも訪ねてみてください。

 

 

美術館の向かいの空地に、市の移動図書館。

ボランティアの方で運営されているようです。

大きな木の下で本を選ぶ、なんとも気持ちのいい風景でした。

東京という都市の文化の成熟度を感じて、
羨ましいかぎりです。 

 

 

昼過ぎ、すでに疲れて早くヒコーキに乗って帰りたい気分。

しかし、あと一つ用事が残っています。

ヨイコラショ、と心の中でかけ声をかけて丸の内へ。

 

 

通りに置かれたベンチに、有名タレントのブロンズ像。
6、7体ある中で、道行く人の写メ率ナンバーワンが小栗旬、

帰りに空港でその日の朝日新聞を開いたら、

丸の内の記念事業だという記事が大きく載っていました。

 

写真: ここで一杯飲みたいがために来た東京駅の銀座ジンジャー。飲んだら羽田に向かいます

 

わざわざ丸の内まで来たもう一つの用事とは、

東京駅の構内に新しくオープンした「グランスタダイニング」の

銀座のジンジャーでジンジャーシロップを飲むため。

生姜好きには、気になるショップです。

辛さいちばんというドライジンジャーのソーダ割りを注文、

ピリッとさわやかな生姜味が疲れた体に染みわたりました。

これで、心おきなく羽田へ。

少し早く着いて、本を読みながらフライトの時間を待ちます。


それにしても、気力の衰えを感じた東京2日目。

前はヒコーキの時間ギリギリまで歩き回っていたというのに、
今年に入って、どうもこんな調子です。

こうして衰えていくのであれば、

元気に歩けるうちに沢山のものを見ておかなくっちゃ。

よーし! また仕事ガンバルぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 
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