野にはコスモスがゆれ、
稲刈りを終えた田んぼにはすくもが立ち、
赤とんぼも飛んでいるだろうか・・・
遠く想うだけで、ほんの一日でも
田舎で過ごすこともままならぬこの秋です。
しかし、もはや禁断症状。
午後から日暮れまでのつかの間、
車を北へ走らせて、安芸大田町まで。
あ、すくもが立ってる!と車を止めてみたら、
おじさんがごみを焼いておられた農家の田んぼ。
今ではめったに見なくなった「はぜ干し」にほっとします。
自然乾燥させることで1粒1粒の米のでんぷん質が
ゆっくりと糖化して甘くなるんですね。
廃線になった三段峡の駅跡を利用した小さな市、
その名も「ぷらっとホームほーむ」。
町の産品や農産物がおかれています。
店先におかれた、でっかいトウガンに、わぁ!
「あげますから、持って返ってください」と言われて、
えっ!ハイ!と遠慮なくちょうだいしました。
10月28日(日)わが家でひらく食育ライブで参加者にふるまう
豚汁の具に使わせていただこうと思いまして。
帰って量ったら9キロありました。
パン屋さんも、売り切れてもうおしまい。
あっという間に日は暮れて、惜しみつつ帰路へ。
田舎に小さな家が欲しいなぁ。