福岡国際空港からベトナム航空でハノイへ。
約5時間のフライトです。
機内食は洋食か和食、いもきんつば目当てで
和食を頼んだら、きんつばがガッカリな味でしょぼん。
さて、ハノイ空港から旧市街のホテルまで約40分。
道路は整備され立派な吊り橋も。
日本の大手建設会社が作ったものだとか。
瀬戸内大橋を思い出しました。
車窓から、家並み。
三階建て、四階建て。煉瓦造りのカラフルなデザイン。
あいにくの雨、オートバイでブンブン。
車が高価なベトナム社会はバイクに何でも積んで運びます。
逞しいです。
一方、昔ながらの売り子さんの姿も。年配の女性はたいがい
円錐形の日よけ帽子をかぶっています。
あちらの路上、こちらの路上、人があふれています。
座って、なにかを食べている。
屋台というのでしょうか。
路上にビニールシートの屋根を張っただけの店。
たらいにホースで水をため、野菜を洗い、食器を洗い、
まな板で調理しています。
日本でこれをやると保健所がすっ飛んで来ますね。
でも、食べてるみんなはとても楽しそう。
身を寄せ合って、わいわい、食の原点ですね。
わたしといえば、雑誌で下調べをしたフォーのおいしい店「フォー10」を
探し歩いて30分余り。ようやく看板を見つけたら、夕方の開店前。
すぐ隣に店があったので、そこに入ってやれやれ。
メニューを見て、まよわず野菜フォーを選びました。
ハノイでは鶏肉フォーと牛肉フォーがあって、
牛肉が一般的だとか。
国民の90%が仏教との国なので、豚も牛も食べます。
あと、アヒルも。
好みでフォーに入れる、にんにく唐辛子入りの酢。
おいしかったのでスーパーマーケットで探して買って帰りました。
旅先でスーパーマーケットには必ず足を運びます。
その国の食が見えて、楽しいです。
ハノイのスーパー、惣菜がないんです。
きっと屋台で安く手軽に食べることができるからですね。
フォーを食べた後、ハノイ名物の「ブン・チャ」」を食べようと店探し。
ハノイの旧市街は通りの名はあるものの、ごちゃごちゃとして本当に分かりにくいです。
老舗「ダックキム」を探して、通りの人に聞きながら歩いても見つからない。
いい加減疲れた頃に、あれだよ!と指差された方をみるとBUNCHAの看板。
もう、ここでいいやと路上の店(屋台)のテーブルに。
先客の欧米人夫婦がおいしそうに食べています。
ブン・チャとは、薄切りの豚焼き肉と肉団子を、
ブンという米麺とパクチーなどたっぷりの生野菜といっしょに
ニョクマク(魚醬)ベースのたれに漬けて食べる料理。
さて、わたしの前にも運ばれて、いざ!
箸を持って、後ろを振り返ると食器を洗うバケツの水が・・・
きょうお腹を壊したら、始まったばかりの旅がぱー。
泣く泣く箸を置き、お代を払ってホテルへ帰りました。
あすへ続く。