10月24日~11月2日、
成田空港から南アフリカに発ちました。
成田から香港は約5時間、香港からさらにヨハネスブルグまで約13時間30分。
その前に広島空港から羽田、羽田からリムジンバスで成田まで。
全行程を振り返ると、遠い地球の裏側でした。
香港から航空会社は南アフリカ航空。
翼に冠した南アフリカ共和国の国旗には、
五つの色が使われています。
赤…過去の対立の中で流された血、
青…空と二つの海、
緑…南アフリカで欠かせない農場と自然、
黄…金に代表される天然資源、
黒…黒人の国民、アフリカ諸国とのつながり
白…白人の国民、平和
人種差別の歴史、アパルトヘイト撤廃から20年、
今なお荒廃した地域も残るという国へ。
南アフリカ、ヨハネスブルグに到着。
マイクロバスに乗り換え、「ジャカランダシティ」とも呼ばれる
プレトリアまで約1時間。
いまが満開の紫色の並木道が迎えてくれました。
日本人移民の島ハワイでは、
日本への郷愁か「ハワイ桜」とも呼ばれる木。
南アフリカ共和国には3つの首都があり、
プレトリアは「行政」の首都。
各国の大使館や大学、研究機関が集まる街の中心、ユニオンビル。
行政官庁の集合体ですが、マンデラ前大統領が就任演説をした場所として有名。
中央に立つマンデラ氏の巨大な像が、
南アフリカの人たちの氏に対する尊敬の大きさを表しているようです。
途中、英国調のゲストハウスで昼食。
イギリス領であった頃を偲ばせる優雅な佇まい。
けれどエントランスには厳重な鍵がかかっていました。
ベルを鳴らして、鍵を開けてもらって入る。
日本では考えられない治安対策です。
こちらではルイボス・ティーがよく飲まれているようです。
砂糖をたっぷり入れて飲みます。
中東のチャイ、モロッコのミントティーなど、
暑い国は総じて、お茶も甘くします。
暑さのなかで、とろりと甘い液体がのどを通るとき
それが快感。
気候風土の違いですね。
南アフリカでは、デザートにしばしばメレンゲが使われます。
メレンゲの台に生クリーム、フルーツがどっさりのっています。
ホールケーキの大きさで4人分かと思ったら、1人分なのでびっくり。
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この後、街のホテルで1泊。
翌日は、ふたたびヨハネスブルグの空港へ。
世界三大瀑布、ビクトリアの滝へとまいります。
つづきは、また。