シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年12月14日


山口の銘酒「獺祭(だっさい)」の大吟醸の酒粕で
漬けた胡瓜の粕漬をいただきました。

なんとも贅沢な漬けものではありませんか

水ぬるむ春、川に入って獲った魚を川原に並べる

獺たちの光景を「獺祭」というのですが、

ほのぼのした名を冠した蔵元のセンスが好ましく、

お店にあれば必ず頂くお酒です。

今年の冬は寒さ厳しいと聞きます。

獺たちは何処で凍る冬を越すのでしょうか。

そんなことを想いながら粕漬けを切り、
春爛漫の春を描いた江戸期の器に盛ってみました。

 

2012年12月2日

 

友人が、熊本土産に菓子持ってきてくれました。

加勢以多と書いて「かせいた」と読みます。

細川藩の時代より熊本に伝えられた歴史あるある菓子で、

もち米で作ったおぼろ種でマルメロ(カリン)の羊羹をサンドしてあります。

形は違えど、やっぱり羊羹です(笑)。

加勢以多という不思議な名前は、

「マルメロ砂糖漬の箱」という意味のポルトガル語がなまったものだとか。

細川の殿様が当時ヨーロッパより渡来した

マルメロの実で作った菓子を大層気に入られて、

茶事にこれを重用したのがはじまり。

ひとつの菓子にもこれだけの歴史があり、

それが大切に伝えられているのがステキです。

身体のサイズオーバーにつき、
つい先日羊羹断ちをしたばかりなのですが、

ま、これくらいはいいか、と毎日ひとつおいしく頂いております。

 

 

 

 
5月 2024
« 7月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

*最新記事*



*カテゴリー*

晴れときどきのコト

ホームきょうの幸せごはん晴れときどきのコトお話しましょ食と農
花井綾美活動ファイルお問い合わせ
Copyright C Ayami Hanai All Rights Reserved.