シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2014年4月30日

 

友人のガラス工芸作家で、モロッコ在住のフランス人のジャンが

広島滞在の4日間、うちで朝ご飯を食べさせました。
大好物だというみそ汁はもちろん、納豆、梅干し、焼海苔なんでもござれ。
さすがにダメでしょうと小皿にのせたラッキョ漬けも完食。
器用に箸を使いながら楽しそうに食べるジャンを見て思ったこと。
何でもおいしく食べる人は、人生を拒ばない。
頭も心もやわらかでボジティブ。
これ食育の大きなポイントだと思います。

食べ物に好き嫌いの多い人は、
ひょっとして出合いや成長のチャンスを数々逃しているかも。
目の前にあれば、まずは口に入れてみたいものです。

 

写真は、南フランスでのある日の朝食。

苦手だと思っていた山羊のチーズがとても美味しくて、

日本に帰ってからも食べるようになりました。

食わずギライは、ソンをします。

2014年4月29日

 

「世界で一番おいしい朝食」をキャッチフレーズにオープンした
カフェを目当てに鎌倉まで足を運んだことがあります。

プレーンオムレツとパンにルッコラの葉が添えられたシンプルな一皿は、

上質な素材が使われていて満足のゆく味でしたが

それから後に出合った京都のホテルの朝食が、わたしの中では№1です。

国立京都博物館と三十三間堂の前、ハイアットリージェンシー京都。

ふるくからあったホテルを外資が買い取り、インテリ集団スーパーポテトが改修。

モダンと古都の伝統をうまく融合させた素敵な空間です。

外観は昔のままの佇まいを残した低層の建物で、
起きたら窓を開けて朝の空気を入れることができるのも魅力。

緑濃い風景を眺める窓辺で、
熱い日本茶を飲みながらながら朝刊を読みます。

そうして、ゆっくりと体が目覚めてきたら朝食。
庭園を眺める席に座り、迷うほどのメニューの中から選んだ
料理をゆっくりと口に運びます。

キウイのジュースがとてもおいしい。

せわしなくスマホをいじるビジネスマンは居ません。

静かに、旅の一日の始まりを楽しみます。

京都へ行く機会があればぜひ、朝食を召し上がってみてください。

ネット予約で朝食付のツインがお得です。

 

 

 

そして、もう一つ忘れられないのは、
モロッコの砂丘を眺めながら食べた朝食。

砂丘のなかにポツンと建つ小さなホテルで、

ぜひともここで朝を迎えたいと望んで、
はるばるアフリカの地に旅に出たのです。

 

 

 
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