シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2014年12月1日

広島菜漬丼2014

秋の彼岸の頃に蒔かれた広島菜が、冬の収穫期に向けて葉を巻いています。
霜にあたってピリッとした香りをふくみ、歯ごたえ良くなります。
信州の野沢菜、九州の高菜と並ぶ日本三大漬け菜。
収穫時には1株が2㎏を超える堂々たる菜っ葉です。
「広島」という県名を冠した野菜はおそらく他にはないでしょう。
広島が誇る伝統野菜です。
一大産地、川内地区では伝統的な「中入れ」という農法で、
そのおいしさを守ってきました。
近年の米離れもあって消費は落ちてきていますが、
広島っこの冬の味。
幼い頃、海苔の代わりにこれを巻いたおむすびを
母がよく作ってくれたものです。
パリッとした食感、青い菜の香りが白いごはんによく合います。
ほっとするふるさとの味、みんなの食卓を温めますように。
ワインやパン、チーズもいいけれど、
昔から手から手へ継がれてきたものを見失わないようにしなければ。
きょうのRCCラジオでは「広島菜漬丼」をご紹介しました。

レシピは次の通りです。

材料(4人分)  
ご飯2合
広島菜200g
豚こまぎれ肉200g、
しょうがのみじん切り
ごま油 適量
酒   適量
白ごま 適量
めんつゆ 各適量

 作り方
①広島菜は1㎝幅に切って、水気をしっかり絞っておく。
②豚肉はこまかく切り、しょうがはみじん切りにする。
③ごま油を熱したフライパンにしょうがを入れ、香り立つまで炒める。
④③に豚肉を加えて炒め、火が通ったら広島菜を加えてサッと炒め合わせる。
⑤酒、めんつゆで調味する(ちょっと汁気がある程度で火を止める)。
⑥丼にご飯を入れて⑤をのせ、白ごまをふって出来上がり。

2014年11月28日

白菜と春雨の生姜スープ

寒い朝、しみじみとおいしいのが熱々のスープ。
じんわりと身体を温めて、きょうもいいことありそうな気持ちにしてくれます。
酵素がいいからと冬でも生野菜ジュースを飲む方もおられますが、
まずは白湯かスープで身体を温めてから。
体温を上げることがだいじですから。
朝作る時間がないというときは、
晩ご飯に沢山作っておいて翌朝もいただきます。
ちなみに、うちの今晩のお汁は白菜と春雨の生姜スープ。
あしたの朝もいただきます。
昨日、広島北部のG小学校へ講演で出向き、
校長室で伺った話がショックでした。
「朝、みそ汁を食べてくる子はゼロ。たいてい菓子パンなんです」。
こりゃ大変!
菓子パンの深き罪については、また後日。

 
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