農学博士の小泉武夫さんが仰ってます。「いちばん魚を食べてきた民族なのだから、そのメンツにかけてアラを食べなきゃ」その著書『骨まで愛して~』では、産廃業者のオヤジさんが、アラを混ぜた堆肥を使って有機栽培をする会社を立ち上げた話も。あるものを循環させる暮らしを見直す機会にもなる「アラ」。昼前に魚屋さんへ行くと、刺し身にした後のアラが手に入ります。鯛の尾頭付きは買えないけれど、お頭ならばお安いです。
年中あるキャベツですが、やはりおいしいのは冬。甘さを存分に味わうために、大きめをバリバリと噛みしめます。どっさり焼きそばにして堪能、風邪を寄せつけない体を維持するためにも野菜をしっかりと摂りたいと思います。