農学博士の小泉武夫さんが仰ってます。「いちばん魚を食べてきた民族なのだから、そのメンツにかけてアラを食べなきゃ」その著書『骨まで愛して~』では、産廃業者のオヤジさんが、アラを混ぜた堆肥を使って有機栽培をする会社を立ち上げた話も。あるものを循環させる暮らしを見直す機会にもなる「アラ」。昼前に魚屋さんへ行くと、刺し身にした後のアラが手に入ります。鯛の尾頭付きは買えないけれど、お頭ならばお安いです。