食育の講演で安芸太田町に行ってきました。
トンネル恐怖症の私はバスで高速を45分走り、
担当者のKさんがバス停で待っていてくださいました。
のどかな秋の風景のなか、黄色く実った柿の木が点在していました。
町の特産「祇園坊柿」です。
これから11月が旬の祇園坊柿は、渋柿の渋を抜いて甘い柿にします。
実が大ぶりで果肉と果汁が豊かで、種がほとんど無いのが特徴。
甘過ぎず、さっぱりした味で、メロンにも勝さるとも劣らない味をしており、
柿の王様といわれているとか。
柿ワインや干柿もあるそうですよ。
自然にまかせると背が高くなる柿の木ですが、収穫しやすくするためでしょう。
低く枝を横へ横へと張らせています。
立派な実はまだ少し青く、これからが最盛期です。
田舎の温かなもてなしを受け、
棚田の新米と職員さん手作りのよもぎパンのお土産まで頂きました。
「お年寄りが住みやすい町」というのが頷ける人情にふれました。