シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2013年11月18日

 

昨日は、野菜ソムリエコミュニティ広島主催の「食と農の交流会」に参加。
広島市沼田町吉山地区農家さんを訪ねました。

広島市街から車で僅か30~40分、交通至便でありながら
きれいな水と空気に恵まれています。

 

 

それでも、家業(農業)後継者がいない悩みは他の地域と同様。
が、ここを訪れて、風通しの良さと明るさを感じるのは、

新規就農者を積極的に受け入れて農業に活力をつけているからです。

30代の若き農業者たちが、互いに切磋琢磨しながら
ハウス栽培を中心とした作物計画とマーケティングリサーチで
安定的な収益をあげています。

 

 

なかでリーダー的な存在で地域の農業を牽引しているのが、
ルンビニ農園の今田さん(写真左)。
広島菜の栽培で知られる広島市安佐南区で130年続く農家に生まれ、
若い頃には「農業なんて」と反発したものの、
家業が絶えていくことは見過ごせず、農業に従事。

以来、生まれながらに染みついた農魂で、
果敢に農の未来を拓く取り組みをしています。

広島県の農業従事者の平均年齢が70歳になろうかという現状のなかで、
今田さんたち若き農業家の姿が明るい未来を照らしてくれます。

わたしも、野菜のおいしさを伝える野菜ソムリエとして、
彼らのそばに立ち、彼らが誠心誠意を込めて作る野菜を、
広く紹介し、野菜をもっと豊かにおいしく食べる生活の
案内人をつとめていきたいと、あたらめて思った一日でした。

 

 

そして、今朝は、ルンビニ農園で頂いた小松菜でジュース。
小松菜、豆乳、バナナ、リンゴの配合。

 

 




2013年11月7日

 

野菜とともに季節を巡るわたしの「秋じまい」は、干し柿づくり。
毎年、安芸大田町のすばらしくおいしい祇園坊柿を
分けていただきます。
が、今年は例年にない不作で、
手に入らない・・という不測の事態。
それでも諦めきれず、知人のMさんに頼み込んで
とある方が所有の畑の柿を分けていただくことに。

好きなことになると、強引になる私。
みなさんにご迷惑をおかけすることになります。すみません。

 

 

「木になってるから、自由に取ってもいいですよ」という
お言葉に甘えて現地へ。
柿の木の所有者は、

子、孫、ひ孫四世代で暮らしておられる80歳のマダム。

しばらくお喋りして、コンテナにどっさり取らせて頂きました。

 

 

 

お天気も良くて、静かで、ほんとうに
訪れるたび、しあわせな気持ちにつつまれる安芸大田町の時間。

小さな家と畑を借りて、月の何日か、ここでゆっくりとすごしたい。
3年前に、ここで講演をさせて頂いて以来の夢です。

 

 

離れがたく、去りがたく。
車に柿を積んで、「またね」。

さて、明日はせっせと柿をむいて吊さなくっちゃ。

 
11月 2024
« 8月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

*最新記事*



*カテゴリー*

晴れときどきのコト

ホームきょうの幸せごはん晴れときどきのコトお話しましょ食と農
花井綾美活動ファイルお問い合わせ
Copyright C Ayami Hanai All Rights Reserved.