野菜とともに季節を巡るわたしの「秋じまい」は、干し柿づくり。
毎年、安芸大田町のすばらしくおいしい祇園坊柿を
分けていただきます。
が、今年は例年にない不作で、
手に入らない・・という不測の事態。
それでも諦めきれず、知人のMさんに頼み込んで
とある方が所有の畑の柿を分けていただくことに。
好きなことになると、強引になる私。
みなさんにご迷惑をおかけすることになります。すみません。
「木になってるから、自由に取ってもいいですよ」という
お言葉に甘えて現地へ。
柿の木の所有者は、
子、孫、ひ孫四世代で暮らしておられる80歳のマダム。
しばらくお喋りして、コンテナにどっさり取らせて頂きました。
お天気も良くて、静かで、ほんとうに
訪れるたび、しあわせな気持ちにつつまれる安芸大田町の時間。
小さな家と畑を借りて、月の何日か、ここでゆっくりとすごしたい。
3年前に、ここで講演をさせて頂いて以来の夢です。
離れがたく、去りがたく。
車に柿を積んで、「またね」。
さて、明日はせっせと柿をむいて吊さなくっちゃ。