シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2014年2月13日

 

6年前の冬のことです、

自宅の土間で小さな野菜市を始めました。
これがわたしと野菜の蜜月のはじまり、
野菜ソムリエへの第一歩でした。

野菜ソムリエをめざしたそもそものきっかけは、

雪深い2月の畑でみた白菜でした。

当時、広告コピーライターの仕事をしていた
私は農産物の販売促進の仕事を受けて、
県北の農家さんの畑を取材で訪ねたときのことです。
農家さんが畑から掘り出した白菜は、
冷気を含んでパリパリパリと音を立てました。

その生命力、神々しいまでの美しさに心を奪われました。

そして、その場で葉をちぎって頬張ったときの衝撃的なおいしさ。
あの日、あのときの感動が、今の活動の源です。

 

なんとか野菜と関わっていきたい。
販売促進の仕事を頂いた先へ頼み込んで、
週に1度の野菜市が実現しました。

「これ、見たことない野菜じゃね」「どうやって食べるんね」
野菜を買いに来る近所の方に応えるために、

野菜について学び、これがまた面白くて野菜ソムリエになりました。

 

50歳を過ぎて、新たな道を拓いてくれた野菜市。

それを、きょう閉じました。

供給元の都合により入荷が難しくなったためです。

始まりがあれば、必ず終わりはあります。

わたし自身6年間の日々の食生活をまかなった
野菜、米、卵、豆たち。

記念撮影をしておいしく食べきります。

 

2014年2月5日

 

届きました! トマト御一行さま。
箱を開けると、ふわ~、とトマト畑のにおい。
わぁ~、とトマトたちの歓声。
皮がピン!と張って、穫れたてを、
まずはサッと洗って丸ごとかぶりつき。

うっめえ! 寿命が2~3年は延びた心地です。

瀬戸内海は倉橋島の由元農園さんからの贈り物です。

今年初穫り、トマトは今がいちばんおいしい時期なんですよ。


日本での露地栽培の旬は6月~8月の夏ですが、
アンデスの乾いた高地生まれのトマトは高温多湿が苦手。
真夏のトマトは味的にはベストとは言えないのです。

おいしいのは日光を浴びながら、朝晩はちょっと冷え、比較的乾燥した

春先、トマトは糖度をあげ、栄養価も最も高くなるのです。

 

 
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